河野 文化 氏
SMBC日興証券 地域金融・法人ビジネス推進部 NBA推進課
2018年、CFA資格取得
私は現在、SMBC日興証券で主に地域金融機関や事業法人向けに提供しているNBA(Nikko Bond Analysis)というポートフォリオ管理システムに関わっています。金融機関の収益管理やリスク管理については、高度なファイナンスの知識が要求されます。特にポートフォリオマネジメント、リスクマネジメント、債券、会計、統計学の分野は、現在の業務に必須の知識であり、CFA資格取得までの過程で学んだことが大いに役立っています。
CFA取得以前、日本CFA協会が主催する受験者向けのスタディグループ・キックオフミーティングに参加しました。メンバーが集まる毎週日曜日、半年後のCFA試験に向けて一緒に勉強しました。メンバーは同じ金融業界といっても銀行、運用会社など様々で専門分野も違い、少数ですが商社やメーカーの方々もおられました。CFAプログラムの試験範囲は非常に幅広いのですが、メンバーそれぞれが精通した分野を持っていて、交流を通じてそれらを吸収できたことが大きく役立ったと思います。CFA資格取得後も当時のメンバーとの交流は続き、スタディグループやそのほかの協会イベントを通じ、視野を広げたり、モチベーションを高めたりと、私にとって非常に良い刺激になっています。
CFA資格取得の魅力は人それぞれだと思います。キャリアアップにつながるといった面も大きいでしょうが、私の場合は、知識の広がりと人脈の広がり、この2つが最大の魅力です。仕事をしながらのCFA資格取得は大変な努力が必要でしたが、いま、それを補って余りある魅力を感じています。今後はCFA資格者として、「リサーチチャレンジ」などの協会活動にも主体的に関わっていきたいと思っています。
日本CFA協会での主なボランティア活動 メンバーシップ・コミッティ(CAC運営2016・2017、CFA対策セミナー)、JIC2015(運営)
河野 文化 氏
SMBC日興証券 地域金融・法人ビジネス推進部 NBA推進課
大学卒業後、中堅証券会社に就職しリテール営業やディーラーを経験。その後他の証券会社に転職し、9年半ディーラーとして勤務後再び転職。円債トレーダーとして3年間勤務、その後合併を経て現在に至る。現在の業務は、法人投資家向けに金融商品のリスク管理・運用・分析をサポートするNBA(Nikko Bond Analysis)というシステム・サービスを提供する部署で、地方銀行や信用金庫などの顧客を担当している。
01
個人では得難い知見や人脈
日本CFA協会の活動で広げたい
長友 威倫 氏
個人投資家Nagatomo Investments
02
あこがれのCFA資格の世界へ
ホルダーとの交流も刺激
村井 紀夫 氏
SMBC日興証券
制度商品業務部
03
CFA資格取得でステージ一変
カンファレンスの成功を胸に
渥美 博行 氏
ニューバーガー・バーマン
コンプライアンス部 ヴァイスプレジデント
04
学ぶ気持ちが歓迎される
金融・ビジネスの専門組織
坂西 ゆう子 氏
ネクソン
内部監査室 内部監査チーム
05
難関取得のかいあって
余りある魅力を実感
河野 文化 氏
SMBC日興証券
地域金融・法人ビジネス推進部 NBA推進課
06
翻訳のボランティア
金融リテラシー向上に貢献
中山 桂 氏
PIFA Partners, Inc
大学生・大学院生の株式評価のコンテストで日本予選、APAC予選、世界大会と続く。すべて英語で行われ、2018年国内予選には有力大学から19チームが参加、立命館アジア太平洋大学チームが優勝。多くのボランティアが関わる大型イベント。