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人生100年時代の資産形成で考えたい 基礎から知ろう NISAのこと

Feb. 21, 2020

人生100年時代の現代、将来の生活を豊かにするためには自分自身で老後資金を備えることが大切だ。若い世代は結婚やマイホーム購入などの費用も用意しておく必要がある。個人の資産形成を促してくれる少額投資非課税制度(NISA)について、その仕組みや制度改正で何が変わるのかをおさらいしていこう。 

(本コンテンツは2020年2月13日付、日本経済新聞(朝刊)で広告特集として掲載したものです)

step 1 そもそもNISAって?

40〜50代の人は老後の生活を豊かにするため、若い世代は結婚や住宅購入、子育てなどのライフイベントに向けて、これから必要となる資金を準備しておくことが大切になってくる。そこで資産形成を税制面でサポートしてくれるNISAに目を向けてみたい。

NISAは、投資で得た利益に通常は約20%かかる税金が非課税になるという点が最大のメリットだ。例えば株式投資で10万円の利益を得た場合、通常の一般口座での取引なら手元に残るお金は約8万円だが、NISA口座での取引であれば10万円をそのまま受け取ることができる。

NISAは「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類に分かれる。一般NISAは年間投資額の上限が120万円で、非課税で運用できる期間は最長5年。一方、つみたてNISAは年間投資額の上限が40万円だが、非課税で運用できる期間は最長20年と一般NISAに比べて長い。なお2つの制度の同一年での併用はできない。

人生100年時代に向けて、NISAを利用することで資産が増えていくイメージも確認しておきたい。資産形成はゆとりある老後に備えるのはもちろんのこと、人によってはマイホームの購入や子どもの大学進学などの大きなライフイベントにかかる費用を補う目的もあるだろう。

では、これから控えるライフイベントにはどれくらい費用がかかるのか。あくまで平均だが、結婚費用の総額は461.8万円。住宅取得のために用意しておく自己資金は426.8万円程度というデータがある。

まずは自分が予定している将来のライフイベントに向けて費用がいくら必要なのか、目標金額を立てるところから始めよう。そうすれば一般NISAとつみたてNISAのどちらを利用したほうが良いのかが分かってくるはずだ。例えば5年後の結婚式に向けて400万円を用意したいのであれば一般NISA。10年先のマイホーム購入に向けて頭金を用意したいのであればつみたてNISAといった使い分けが想定できる。

60歳以降はNISAと同様に税制面で優遇される「個人型確定拠出年金(iDeCo)」を通じ、これまで運用してきた資産を活用しながら旅行や趣味などにもお金を使えるような豊かな老後に向けて準備をしていくこともできる。

人生100年時代へ向けた取り組みのイメージ図

イメージ図。30歳から60歳は目標のライフイベントに向かって積み増す時期。60歳から75歳は運用しながらの取り崩しと将来に向けての積み増しが共存する時期。75歳以降は運用しながらの計画的な取り崩しが本格化する時期。

ノースアイランド作成

● 結婚費用:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「ゼクシィ結婚トレンド調査2019調べ」
※総額は推計値であり、結納式、両家の顔合わせ、婚約指輪、結婚指輪、挙式、披露宴・披露パーティ、新婚旅行等の費用の平均値を合計したもの
● 住宅取得の自己資金(=借入金以外の手持金):住宅金融支援機構「2018年度 フラット35利用者調査」(上記金額は、住宅全体の全国平均=推計値)
● 大学4年間にかかる費用:文部科学省「平成22年度 国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査結果について」「平成30年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額」
● 国内観光旅行・海外旅行費用:公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書2019」
● リフォーム費用:国土交通省「平成30年度 住宅市場動向調査」

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