女優・戸田菜穂さんが語る、時を経て増す美しさと尊さ 女優・戸田菜穂さんが語る、
時を経て増す美しさと尊さ
時と共に刻まれる記憶と愛着。それが私にとっての“一生もの”
女優・戸田菜穂さんが語る、時を経て増す美しさと尊さ 女優・戸田菜穂さんが語る、
時を経て増す美しさと尊さ
時と共に刻まれる記憶と愛着。それが私にとっての“一生もの”
女優・戸田菜穂さんが語る、時を経て増す美しさと尊さ 女優・戸田菜穂さんが語る、
時を経て増す美しさと尊さ
時と共に刻まれる記憶と愛着。それが私にとっての“一生もの”

日本人の価値観が変わりつつある。いや、立ち返りつつあると言うべきか。人生100年時代が叫ばれる令和の時代、モノを大切にする日本古来の美徳に倣い、よいものをより永く使い続けることの豊かさと価値が見直されている。家具もその例外ではない。その本質を誰よりも体現する一人の女優に、話を聞いた。

戸田菜穂

女優戸田菜穂Naho Toda

1974年、広島県生まれ。16歳で第15回ホリプロタレントスカウトキャラバンにてグランプリに輝き、翌年の1991年芸能界デビュー。以降、NHK連続テレビ小説を皮切りにドラマ、映画と女優としてのキャリアを重ねる。現在は二児の母で女優業の傍ら子育てに奮闘中。俳句、小唄といった伝統芸能が趣味でNHK俳句では第三週の司会を務める。著書に「恋俳句レッスン 俳句は恋を育てる」(共著・マガジンハウス)。

女優・戸田菜穂さんが語る 価値あるものに宿る大切な記憶と時間

戸田菜穂
歳時記のような日々 故郷・広島での原体験

 「実家の目の前にある祖父母の家が、京町家のような趣のある日本家屋なんです。伝統をすごく重んずる祖母なので、お祭りの時に作る季節の押し寿司、奈良漬や梅酒を仕込む姿、そういうものがすごく身近でしたね」。
 そう目を細めながら語るのは、ドラマに映画、CMと幅広い場面で活躍する女優・戸田菜穂さん。その戸田さんが「今の私のルーツ」と言うのが、幼少時代を過ごした故郷・広島での生活。昔ながらの暮らしが息づいていた日々は、幼い戸田さんに伝統や日本文化への憧れを抱かせたのであろう。「大晦日には家族みんなで土間を掃除して…歳時記のような日々でした。そういうものが自分の原風景としてあるんです」。
 四季に触れ、伝統を愛し、織り重ねるようにていねいに暮らしを営む。そんな中で“時を重ねることに価値や愛着を感じる”という感性が、戸田さんの中に確かに形作られていったのであろう。

戸田菜穂
戸田菜穂を形成した 和や伝統芸能への敬意

 俳句をはじめとする古典芸能にも造詣が深い戸田さんだが、そこに興味を抱いたのも、人から人へ受け継がれ、時を経てなお愛される伝統文化への敬意と憧れがあったから。「昭和の名女優と呼ばれる方たちは皆おしなべて和琴をたしなんでいたとか。自分もそれに倣う気持ちがありました」とは、実に戸田さんらしいエピソード。そして女優としても多忙を極めた20代、自ら花柳界の師匠につき、着付けや舞踊を学んだというから驚きだ。「一つから学んだ精神がすべてに通じている。それが日本の伝統芸能のすばらしさだと感じています」。
 そこで培われた立ち振る舞いや所作のひとつひとつが、現在の女優・戸田菜穂の存在感を形成した一部であると言えるのであろう。
 「自分の中に伝統、つまり和の真髄を取り入れることで、ひとつ奥深い世界に入っていけるというか。時代劇や近代文学の世界の一員になれる気がするんです」。京都や萩、金沢といった昔ながらの風情が息づく古都にも強く惹かれるという。「他に迎合しない揺るぎない誇りのようなものがある。そういった壁の高さと共存する懐の深さも好きなんです」。

戸田菜穂
戸田菜穂
時が深めてくれる 一生の価値

 「自分や家族が居心地のいい空間をつくるのが大好きなんです」と語る戸田さん。家具や雑貨、調度品や絵画まで、暮らしを彩る品々へのこだわりも人一倍だ。中でも愛してやまないのが、いわゆる一点物。「20年ほど前、番組でチェリー材の書斎机を自作したんです。イタリアの家具マエストロと一緒に現地でデザインして、一枚板を切り出して。100年持つよ、と言われたその机は、今でも私の宝物です」。まるで昨日のことのように当時に思いを馳せる戸田さん。
 また、同じく自宅には愛用している桜の木のダイニングテーブルがあるという。「陽の光が当たると飴色にどんどん変化していくんです。そういう風に、時間をかけて味わいが増すものが好きですね」。それはすなわち、そこに刻まれたストーリーや時の移ろいまでも含めて“永く、深く愛する”という戸田さんの信念をよく表している。「そういった一生物、長く使い続けていくものに囲まれていると、すごくリラックスできて、落ち着きますね」。
 優しく微笑む戸田さんに、最後に伺った。戸田さんがそんな“一生もの”に惹かれる理由は、どこにあるのか。「どんなものも買う時はじっくり吟味して選ぶので、その分愛着がわくんです。娘にもいつもそんな姿を見せてるから同じ感性に育ったみたいで(笑)。実家のダイニングテーブルも思い出が詰まっているので捨てずに大事に使おうねとお願いしているんです」。
 大事に吟味して選ぶから愛着を抱き続けられるし、記憶と共に残り続ける。家具は戸田さんにとってそんな存在なのだ。
 それが場所であれ物であれ、刻まれた時によって深まる味わいこそが、一生の価値になる―そんな揺るぎない美学はそのまま、時とともに魅力を増し続ける、戸田菜穂という女優の生き方に重なるように思えた。

時を経るごとに味わいを増す銘木一枚板のダイニングテーブル

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時を経るごとに味わいを増す銘木一枚板のダイニングテーブル

 中南米をはじめとする亜熱帯に広く生育するモンキーポッドを使用した一枚天板のダイニングテーブル。板目面にランダムな縞模様があらわれるのが特徴で、重厚感のあるダイナミックな木目と経年で変化していく味わいが楽しめる。大木に育ちやすく、大きいものでは枝張りが60mに及ぶこのモンキーポッド、その大きな木陰で人が休むことからハワイでは「人の集まる木」として親しまれる。幅広の木材が取りやすいことから家具や内装材に用いられる。

ダイニング天板:モンキーポッド
2415×950×50mm 
¥432,000(税込)
(1点もののためサイズや木目等により価格が異なります)
ダイニング脚:スチールブラック
700×450×650mm 
¥49,800(税込)

1 0 0 年以上の歴史を持つ、日本唯一の曲木家具専門工房「秋田木工」の椅子

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1 0 0 年以上の歴史を持つ、日本唯一の曲木家具専門工房「秋田木工」の椅子

熟練した職人の技術で、背もたれの木の曲げの角度を1本1本変えることにより、体にフィットする疲れにくい座り心地を実現した人気のチェア。

椅子:N005
430×535×905mm 
¥47,900(税込)
※価格は1脚の価格です。

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