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少し遠くが旅の醍醐味 妻が褒めるこだわりの夫婦旅を ——富山・宇奈月温泉

久しぶりに妻とふたりで旅をしたい。雄大な自然が育む山の中の温泉でゆったりと、心がほっとする旅がいい。さらに海の幸や山の幸も満喫できれば、なおありがたい。そんなわがままを満たすなら、黒部の宇奈月温泉はいかがだろう。

久しぶりに妻とふたりで旅をしたい。
雄大な自然が育む山の中の温泉でゆったりと、
心がほっとする旅がいい。
さらに海の幸や山の幸も満喫できれば、
なおありがたい。
そんなわがままを満たすなら、
黒部の宇奈月温泉はいかがだろう。

「黒部峡谷トロッコ電車」の写真

ふたりで感動したい 温泉街と黒部峡谷の景観美

 宇奈月温泉は黒部川の電源開発をきっかけに1923(大正12)年に開湯された温泉地。さらに山の奥にある黒薙温泉から7kmもの引湯管を使って湯を引いている全国的にもめずらしい温泉だ。駅を降りると、豊富な湯量を象徴する温泉の噴水、さらに駅のホーム端には足湯がある。少し足を浸けて移動の疲れを癒やすのもいい。土産店などが立ち並ぶのどかな雰囲気も温泉地ならではの魅力だ。

 ここは「黒部峡谷トロッコ電車」の起点。宇奈月から欅平(けやきだいら)まで20.1km、標高差およそ370mの大パノラマを体感する。ガタゴトという電車の響きとともに赤い鉄橋を渡り、深い峡谷を眼下に見下ろす。冷涼な山の風がなんとも心地いい。

 「素晴らしい景色ねえ!」という妻の感嘆に、「ああ」、と思わず笑顔でうなずいた。

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  • ラウンジの写真
  • 「能作」の錫(すず)のオブジェの写真
  • ラウンジの写真

 カフェラウンジ「欅-KEYAKI-」。黒部川にかかる赤い「新山彦橋」を一望できる広々としたゆとりある大空間。木製の書棚や石造りのテーブル、「能作」の錫(すず)のオブジェが、出迎えてくれる。飲み物の無料サービスもある。

リニューアルしたばかりの宿 まずは絶景のラウンジでたたずまいを味わいたい

 宿泊は楽しみにしていたリニューアルしたばかりの「黒部・宇奈月温泉 やまのは」だ。

 部屋のキーを受け取ったら、まずは黒部川を眼下に見渡す全面ガラス張りのカフェラウンジ「欅-KEYAKI-」で一息入れよう。すぐに部屋に入ってしまうのはもったいない、素晴らしいもてなしの空間だ。無料の飲み物が数種類用意されているのもうれしい。

 ここで宇奈月温泉に関わる書籍をひもとくもよし、明日のプランをふたりで相談するのもいいだろう。

 「素敵なオブジェね」と妻が見つめる錫(すず)のオブジェは、富山を代表する鋳物工芸「能作」のものだとか。モダンなアートがふたりの心にしっとりと響く。

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  • 客室の写真
  • 客室の写真
  • 客室の写真
  • 客室の写真

 フルリニューアルされたデラックス和洋室やデラックス洋室のほかにもスタンダード和室・洋室や車椅子の方にもご利用いただきやすい客室などを用意。夫婦、子連れ、3世代、グループなど、シーンに合わせた滞在が楽しめる。

真新しい落ち着いた客室 ふたりの心はやすらぎゆっくりと時は流れる

 川面とトロッコ電車の赤い橋を眺望する客室は、リニューアルされたばかりの琉球畳を使ったデラックス和洋室。夫婦ふたりには少しぜいたくな空間だ。ベッドルームの壁には越中和紙を使ったインテリアをしつらえ、和の趣をポイントにしている。木目や落ち着いたグリーンの色調が、山間にたたずむ宿らしい。

 窓辺に腰を下ろし山の風景を眺めていると、互いに日頃の感謝を伝えたくなる、そんなやすらぎを感じるひとときだ。

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  • 展望露天風呂「棚湯」の写真
  • 源泉掛け流しの写真
  • 内湯の写真

 展望露天風呂「棚湯」は、快適に眺望を楽しめるように、浴槽に段差が設けられている。黒部峡谷の風や四季折々の風景と一体になれる至福の時間を過ごせる。隣接する内湯からの眺めもいい。大浴場「大黒部」の露天風呂は源泉掛け流しで開放感も素晴らしい。(※時間により大浴場「大黒部」と男女入替制)

山の風に川のせせらぎ 開放感を肌で感じる大露天風呂

 まずは風呂に行こうか。楽しみにしていた黒部峡谷の絶景が楽しめる天然温泉だ。

 「棚湯」は景色が見やすいよう段差を設けた絶景の露天風呂。

 大浴場「大黒部」も、自然の樹々に囲まれ開放感満点だ。

 この眺めと心身ともに温まるお湯がなんとも心地いい。ここまで来たかいがあったというものだ。

 湯量豊富なお湯は弱アルカリ性単純泉、無色透明で肌にするりとなめらかだ。

 「地元では“つべつべ”の湯というらしいわ。肌がよみがえる感じがするわね」と妻も大満足だ。

 パウダールームに間仕切りがあり、基礎化粧品が用意されるなどのきめ細かい心配りも行き届いている。

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  • レストランの写真
  • ホタテや海老も網焼きの写真
  • 目の前で握られる寿司の写真
  • 寿司の写真

 富山湾から直送される海の幸をはじめ、北陸の美味が満載。オープンキッチンでは作り立ての刺身や寿司、焼き物などを提供。ほかにも、地物野菜や郷土料理など多種多様な味を堪能できる。

その場で出来たてをいただく 目で味わい舌で喜ぶ 富山を食べ尽くす夕げを

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 いよいよ楽しみにしていた夕食だ。

 バイキングレストラン「seeds」は富山と近県の魚介、野菜を使った料理と、選りすぐりの旨(うま)い酒がずらりと並ぶ。まず目に飛び込んでくるのは日本海の魚たちが泳ぐ大きな水槽。そしてズワイガニ、甘エビ、ブリなど、富山弁で鮮度抜群を意味する「きときとの魚」だ。

 「お寿司は目の前で握ってくれるのね」

 ホタテや海老も網焼きの匂いが香ばしい。目の前で作ってくれるライブ感がわくわくするなあ。

 「べろべろ」「鰯のこんかん漬け」「えごのり」「富山おでん」、はじめて見る郷土料理も旨い。日本酒は地酒だけでなく、全国の銘酒がそろっている。

 「地物のお野菜も豊富ねえ。サラダだけじゃなくて野菜寿司もあってヘルシーでうれしいわ」

 富山は旨いものがたくさんあるんだな、とふたりして感動するばかりだ。

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外から見た旅館の写真

帰るのが惜しいほど絆を感じる また来たくなる宿だった

 静かな朝は自然と目が覚める。川のせせらぎとひんやりとした空気。男女の湯殿が入れ替わるから朝風呂も堪能しよう。

 夕べは夫婦ふたり、懐かしい思い出話に花が咲いた。これからの旅の計画ももちろんだ。

 「夏は涼しいし、秋の紅葉も素晴らしいそうよ」と妻。

 そうか、また、ふたりで来たいなあ。ここは夫婦の絆(きずな)を深めてくれるいい宿だった。