提供:シスコシステムズ合同会社

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「ニューノーマルを生きるメッセージ企画」
シスコシステムズ合同会社 代表執行役員社長デイヴ・ウェストさん

夢を持ち、
ポジティブ思考で切り開け

夢を持ち、ポジティブ思考で切り開け

 新型コロナウイルスの感染拡大は、企業の在り方や働き方に大きな影響を与えている。これまでは、毎日通勤してオフィスで仕事をするのが当たり前だったが、テレワークで在宅勤務するビジネスパーソンが急増。企業は今こそビジネススタイルの「ニューノーマル(新常態)」を再構築する時を迎えている。働き方をはじめ社会はどう変わるのか。シスコシステムズ合同会社代表執行役員社長のデイヴ・ウェストさんに聞いた。

コロナ禍で実感した、
家族と社員の安全第一

――緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスの脅威は続いています。どのような毎日を送っていますか。

仕事は今ももちろん在宅で、当社のWeb会議ツール「Cisco Webex Meetings」を活用しています。オンライン会議が続く毎日ですが、合間を見て1日3回は犬の散歩もするんですよ。オフタイムは、ランニングで汗を流したり、ヨガで体をリラックスさせたりもしています。比較的余裕のある週末は本を読んだり、映画を見たり。日本語の勉強もしています。家族は、日本で新型コロナの感染が拡大し始めたころ、米国に戻りました。毎日オンラインでやり取りしていますが、早く日本で一緒に暮らしたいですね。コロナ禍を通じ、何よりも家族と社員の安全が一番大事だと改めて実感しました。

リモートでヨガ講習や落語会を開催 
新たな“つながり”を築く

――シスコシステムズでは、新型コロナ感染拡大にどのように対応していますか。

まず考えたのが、対面でのコミュニケーションが難しくなった状況で、社員がその家族も含めて、どのように安全かつ健全につながっていくかということです。そこで、生産性を維持しながら、社員の心と体を健康に保つ工夫をしました。専門家によるメンタルヘルスケア、オンラインを活用したヨガやピラティスなどの講習会を実施。社員の子どもたち向けにも、図工や絵画などの教室を開きました。ちょっと変わったところでは、カナダ出身の落語家・桂三輝(かつら・さんしゃいん)さんを招いた寄席があります。こうしたさまざまな催しをきっかけに、新しいつながりが築けたのではと感じています。

新型コロナ感染拡大前のシスコの日本オフィスでは、社員の85%にあたる1000人以上が出社し、オフィスで仕事をしていました。感染拡大後は在宅勤務を必須とし、緊急事態宣言が解除された現在では、必要不可欠な業務の場合に限り最大20%の出社を認めています。でも、6月末現在の出社率は10%以下にとどまっています。在宅勤務でも、高い生産性を維持しながらニューノーマルな働き方を実践できていることは、非常にうれしいですね。

今回の取材もWeb会議ツール「Cisco Webex Meetings」で実施。自宅で、にこやかにインタビューに答えるウェスト社長(左)。今春は入社式もオンラインで。日本法人では20人の新入社員を迎えた(右)。 ▲今回の取材もWeb会議ツール「Cisco Webex Meetings」で実施。自宅で、にこやかにインタビューに答えるウェスト社長(左)。今春は入社式もオンラインで。日本法人では20人の新入社員を迎えた(右)。

働く環境の整備には、
最新技術への投資も欠かせない

――今後、日本人の働き方はどう変わっていくとみていますか。

日本でも、働き方は根本的に変わるのではないでしょうか。新型コロナ感染拡大を受けシスコでは、全世界の社員約7万人に3日以内に在宅勤務に移行するよう促し、スムーズに実施できました。しかし、大半の日本企業の場合は、在宅勤務への移行は難しかったように思います。理由は3つ。まずは企業文化です。日本では、在宅で働くという文化がまだ根付いていません。2つ目はリーダーシップです。新しい働き方を追求しながら社員の生産性を向上させるにはどうすればいいのか、答えを見いだせないリーダーがまだ多いのではないでしょうか。最後はテクノロジーです。企業に、ビデオ会議やセキュリティーの高いツールがそろっていなかったと思います。今後は、オフィスでの勤務とリモートワークの両方を活用するハイブリッドな働き方が進みます。そうした新しい働き方を実現し生産性を維持するには、最新技術に投資し通信環境などのインフラを整備することが企業にとって欠かせません。

シスコのWeb会議ツール「Cisco Webex Meetings」の日本での参加者は、2月は150万人でしたが、5月までに1,500万人と大幅に増えました。新規ダウンロード件数は1日5,000件に上っています。オンラインの利用で一番重要なことはセキュリティーです。私たちは、VPN(仮想私設網)や認証などセキュリティー面で最も信頼性の高いネットワーク環境を整えていると自負しています。コロナショックで、日本の企業や行政はデジタルトランスフォーメーション(DX)を迫られています。ニューノーマルな働き方には安全性の高いテレワークとDXが不可欠です。

テレワークは多様な働き方を実現し、
人材流出阻止にもつながる

――テレワークなど働き方の変化は、社会にどのような影響を及ぼすでしょうか。

テレワークが普及すれば、多様な働き方を実現し、日本の少子高齢化の課題解決にもつながります。家族が分担して子育てしながら在宅で仕事をしたり、在宅で仕事をしながら家事をしたりすることもたやすくなるでしょう。定年退職のない社会になるかもしれませんね。週3日は在宅勤務でいいとなれば、経験豊富な年配の人も働きやすくなり、高齢者の就業機会にもつながるでしょう。また、若い人たちは最新技術を好む傾向にあり、テレワーク環境下で働きたいと考えている人が大勢いますから、若い人材の流出を防ぐこともできそうです。日本からの人材流失を阻止し、海外からの人材確保にもつながるかもしれません。通勤が不要になれば、満員電車とは無縁になり、空いた時間を有効に使えます。もちろん都会に住む必要もなくなりますね。私は以前、海兵隊時代に沖縄に住んでいたことがありますが、沖縄の美しいビーチを見ながら仕事ができれば最高です。

――若い人たちは、ニューノーマルをどう生きていけばいいのでしょうか。

若い人たちには、将来に対しもっと楽観的な考え方をしてほしいと思っています。恐れや不安を感じる必要はありません。コロナ禍にあっても、世界中で若者のチャンスは広がっています。最新の技術やイノベーションを活用すれば、自分の能力や強みを最大限に発揮できるのです。だから夢を持ち続けてほしい。世界にプラスの影響を与えられるのは、あなたたちです。より安全で安心な世界、持続可能性があり、イノベーティブな社会をつくれるのは皆さんしかいません。常にポジティブ思考で、ニューノーマルを切り開いていくことを期待しています。

デイヴ・ウェストさん

プロフィル

シスコシステムズ合同会社
代表執行役員社長

デイヴ・ウェストさん

1967年、米ニューヨーク州生まれ。90年に米海兵隊入隊、96年には米海軍大学院大学情報システム修士修了。2000年米シスコシステムズに入社。アジア太平洋および日本地域のCTO(最高技術責任者)、エンタープライズネットワーク事業ワールドワイドセールス担当副社長などを歴任し、18年7月から現職。

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