迫佑樹
1996年生まれ、京都県出身。立命館大学在学中から、プログラミングスキルを使ってフリーランスとして活動。ブログやSNSでその働き方が共感を呼び、これまで3000人以上にプログラミングを教えてきた。2018年10月、スキルハックス設立。
https://skill-hacks.co.jp/

INTERVIEW

弊社は個人のスキルアップを応援する会社です。具体的には、プログラミング、動画編集、ブログ運営の3つのオンライン講座を提供しています。これからの時代は、変化に柔軟に対応し、新しいスキルを身につけて、どれだけ求められる人材になっていけるかが重要です。そのためには、いかに効率よく、最短最速でやりたいことにチャレンジしていけるかが大事であると感じています。1年に3回のチャレンジも、10年続けば30回のチャレンジ。凝り固まらず、わからないことがあれば積極的に先駆者に聞き、限られた人生の時間の中で、やりたいことにどんどん挑戦していける人を増やしていきたいと思っています。

新しい働き方を見つけた学生時代

迫佑樹

幼い頃から何かを作りあげる遊びが大好きで、パズルやブロックを始めると何時間も熱中するような子供でした。何かに熱中してスキルを得ていく習慣はこの頃から身につけていったのかもしれません。そんな性格の私が、高校生の時に出合い、心ひかれたのがプログラミングでした。担任の先生がプログラミングができたため、部活の合間に触る程度ではありましたが、その楽しさに夢中になっていきました。大学に入学すると、さっそくプログラミングサークルに入ったのですが、一人ではわからないことも多く、挫折してしまいそうになることもありました。そこでプログラミングスクールに通い始め、夏休み2カ月を使って短期集中で勉強をしました。プログラミングは良くも悪くも、自分の指示した通りに動くもので、スキルや力が成果物にそのまま表れます。スキルさえ身につければ、自分が作りたいものが作れるおもしろさに、どんどんのめり込んでいきました。

実務経験を積むことでさらにスキルを高めたかったので、安くて構わないからやらせてほしいと、営業をかけていきました。初めてお仕事をさせていただいたのは、クイズ形式の学習系アプリの開発。依頼をいただいた当日中に納品をしたところ、その速さと出来栄えを非常に喜んでくださり好評価を得ることができました。高い評価をしていただいた実績を使って、次から次へと案件をいただけるようになっていったんですよ。「授業の隙間時間に働ける」という、雇用される以外の働き方があるという大きな発見を通じ、「圧倒的なスキルを身につけ、圧倒的価値のあるものを提供すれば、年齢に関係なく、時間や働き方など自由度高く働けて幸せになる人は増えるのではないか」と実感した瞬間でした。

当時、大学生自らが営業をかけ仕事をとってくるような人はほとんどいなかったので、この経験を自分だけのものにしておくのはもったいないと思ったのが起業のきっかけです。「スキルさえもっていれば、効率的に仕事をし、年齢に関係なく稼ぎを得られる可能性がある。」ということを、もっと多くの人に伝えたいと思い、ブログやSNSで発信も本格的に開始。すると「いいですね! 教えてくれませんか?」という声をかけられるようになりました。私自身、人に何かを教えることは楽しくて好きでしたし、それによってスキルのある人が増えれば、彼らと一緒に新しいことにチャレンジできるかもしれないと思い、プログラミングを教えることを始めました。

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自由度高い働き方を目指す人たちへ

最初は無料でもいいくらいの感覚で、2時間50円で教えていました。安価なこともあり受講人数はどんどん増え、これでは手が足りないと、動画を撮って発信する手法に移行しました。そこから口コミが広がり、料金設定をあげて本講座を作ったことが、スキルハックスにつながっていきます。当初の動画講座は3000円とかなり格安でした。価格設定の仕方がわかっていなかったこともありますが、何より「これをきっかけに、自由度のある生活ができる人を増やしたい」という気持ちでスタートしたことも理由のひとつでした。結果、3000人もの方が受講してくださり、世界最大級の学習プラットフォームUdemyにてベストセラーに選ばれるほどの人気でした。そこでニーズを感じた私は、サポート体制を整備し、動画本数も増やしていくことにしました。20〜30本ほどの動画本数を100本まで増やし、サポートをつけることで価格をあげ、現在は700〜800人ほどの受講生の方がいらっしゃいます。現在でも、相場よりかなり安価なので、手軽に受講しやすいということもあり、学生から50代の主婦層まで幅広い年齢層に受講いただいています。

動画は細かなニュアンスも伝えられますし、見よう見まねで進めていけば同じ結果にたどり着けるので、挫折してしまう受講生が少ないのが魅力です。とはいえ、年齢やレベルによって、教え方をカスタマイズする必要もあり、そこで活用されるのがマンツーマンのチャットサービスです。進度には個人差がありますので、周りをみて落ち込んでしまったときにはメンタル面のサポートも行い、受講生に寄り添うサービスを目指しています。「別のスクールで挫折し、もう一度チャレンジしたいと思ってこちらに入ったけど、すごくわかりやすく、入って本当によかった」といったうれしい言葉をいただくことも少なくありません。

オンライン講座を中心に展開していましたが、現在オフラインでも教えられる環境にも力を入れています。実店舗である学習塾を絡めながら、講座を横展開していけたら面白いかなと、取り組み始めているところです。小さい頃から勉強の仕方を覚えていけば、勉強したことを、人生を切り開いていく能力にいずれ変えていくことができるので、そのサポート体制を作りたいと考えています。プログラミングひとつをとっても、エンジニアの需要は増えており、スキルさえ持っていれば、安定的に、自由度の高い働き方を得られるチャンスも広がります。年齢にかかわらず、新しい分野にチャレンジしたいと思っている方たちを応援できる組織を、これからも作っていきたいですね。

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