宮下克己
1972年生まれ。埼玉県出身。投資用不動産販売の営業マンとして実績を積み、2005年に株式会社プレニーズを設立。「ずっとお任せください」を経営理念に掲げ、首都圏を基盤にした賃貸不動産経営のトータルサポートを行う。
https://www.pleaneeds.co.jp/

INTERVIEW

東京都心部を中心に賃貸不動産経営を行っている当社は、徹底した管理で入居者の絶えない不動産経営に努め、様々な側面からのトータルサポートを心がけています。投資用不動産の多くはローンを組んで購入する方が大半ですから、30年から40年の長いお付き合いになります。だからこそ、お客様と何事もオープンにお話できるような関係性を築き、「任される不動産会社」であり続けたいですね。

お客様重視の姿勢は、数字に表れる

宮下克己

私が不動産に興味を持ち始めたのは、中学生か高校生の頃だったでしょうか。父は埼玉県でクリーニング屋を営んでおりましたが、その傍らでアパート経営をしたり、近隣の不動産を購入したりと、不動産投資にも力を入れていました。そんな家庭を身近にしていたせいか、不動産投資の必要性を子供ながらに実感し、少なからずその影響を受けていたのだと思います。「クリーニング屋の経営がたとえ傾くことがあったとしても、不動産を持っていれば家計は大丈夫」だと言っていた父の言葉どおり、実際にクリーニング屋の客足が減り始めた時期でも、家賃収入のおかげで家計は安定していたのです。

そして私も大学卒業後すぐに、不動産業界に足を踏み入れました。24歳の時です。中でも自分がやってみたかったのは、不動産営業の仕事。とにかく自分の力で仕事を獲ってみたいと思っていましたし、なぜか根拠のない自信だけはありました。
しかし蓋を開けてみれば、入社から約1年間の売り上げはほぼゼロ。自分の感覚だけで営業活動に精を出していたことが一番の原因だったと考えています。本来、営業というお仕事は、対価をいただくお客様に信頼を寄せていただかなければ成り立ちません。しかし当時の私は自分の考えを優先し、自分が考えていることはお客様も同様に考えていると思い込んでいました。そんな姿勢ではお客様に熱意は伝わりませんし、きっと態度や言動にも表れていたでしょう。それが現実に、数字でも表れていたということです。

そこで思い至ったのは、「売れない営業マンであれば、この会社にいる意味がない」ということでした。このままではいけないと腹をくくり、売り方を180度変えていきました。お客様重視の考えに切り替え、お客様の立場であればどうしたいかを突き詰めていったのです。
やはり営業は気持ちが大切で、一生懸命さは必ず相手にも伝わるものです。そのぶん、契約をいただけた時の喜びはひとしおでしたが、その何百倍の苦しさも味わいました。まだ若い20代の営業マンが、不動産売買で多額の契約を交わすわけです。売り上げが上がると同時に責任も増していく。その重圧は不動産営業ならではのものです。しかしそうやって意識を変えて仕事に打ち込んだことで、大きく売り上げを伸ばしていきました。社内でも毎期のようにトップの成績をあげ、収入も右肩上がりにアップ。当時の業界でも数十本の指には入る成果を収めていたと思います。

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できると信じて、目標に突き進め

その後、直属の上司が会社を独立するきっかけで私も転職し、新たな会社で5期目を迎えた頃には売り上げが100億に到達。私自身も部長職に就き、まさに不動産営業において怖いもの知らずの状況にまでのし上がりました。
しかし急激に売り上げを伸ばす一方で、社員は疲弊し、私の原点とも言えるお客様重視の仕事の在り方がないがしろになっていきました。初心を忘れかけていたのです。そこでまた思ったことは、「これではいけない」という危機感でした。そして2005年、真にお客様目線に立った会社をつくろうと、株式会社プレニーズを設立したのです。

現在当社は、「ずっとお任せください」という経営理念を掲げています。この業界では、いつ何が起きるかはわかりません。しかしお客様と長くお付き合いさせていただく中で、10年ぶりに売却や相続のご相談をいただいたりすることもあります。こうした事例こそが、お客様に任せていただいた何よりもの証し。そうした事例の積み重ねが、任せていただける会社になるという理想に向かっていくのだと考えています。そのためにもニーズをしっかりと把握し、知識を蓄えながら、目標を持って突き進んでいきたい。そして目標を持ったら、必ず達成しなければいけないと思っています。できない理由を並べるのは簡単ですが、目標に向かう努力をすれば、必ず道は開けると信じています。

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