久住周太郎
1964年生まれ、新潟県出身。家業の理髪店廃業の経験により、幼少期から商売の厳しさを知る。大学卒業後はインテリアへの興味からインテリア資材メーカーに就職し、営業を経験。ルームワンに転職後は店舗の黒字化に取り組み、その実績が認められ社長に就任。現在は全国各地に店舗を展開、社員数も拡大し更なる成長を目指す。
https://room1.jp/

INTERVIEW

ルームワンは、カーテンや、ブラインド、ロールスクリーンといった窓装飾をオーダーメイドで提供している会社です。生地開発から自社で行うオリジナル商品を中心とし、ハウスメーカー様の下請けとしてお客様の家づくりに携わっています。家という人生における大きな買い物に、最後に添えるアクセントとして、満足のいく窓装飾を選んでいただけるよう「お客様の視点」を第一に取り組んできました。現在全国47店舗を構えておりますが、近い将来には100店舗を見据え、どの地域のお客様からも支持される圧倒的日本一の会社を目指しています。

インテリア業界で営業職から社長へと突き進む

久住周太郎

3人兄弟の長男に生まれ、実家は父と母が理髪店を営んでいました。時代は、男性も美容院に行き始めていた頃。美容院に押され、理髪店の経営は非常に厳しいものでした。当時小学生だった私も、その厳しさを目の当たりにし、商売の厳しさを痛感したことから、経営者になるなど考えてもいませんでした。むしろ、安定したサラリーマンになることを望み、好きだったインテリア業界に就職をしたのです。

最初に勤めた会社はインテリア全般を扱う会社で、営業職として入社。当時は、日本家屋から洋風家屋へとトレンドが移り、絨毯(じゅうたん)、フローリング、壁紙とインテリア業界は上り調子の時代でした。そうしたありがたい忙しさの中で、トップセールスを目指しお客様との接点を大切にしながら一生懸命に営業経験を重ねていきました。その営業力を買われ、グループ会社として立ち上がっていたオーダーカーテンに特化した会社に社長として入ったのが、ルームワンとの出会いでした。

赤字の立て直しを使命として任されましたので、苦境からのスタートでしたが、インテリアという大きな枠組みとしては商材も変わりませんでしたし、何より営業力には自信があったので「やるしかない」という強い気持ちでここにきたのを覚えています。赤字ですから最初は予算的にも打ち手の選択肢が少なく厳しい状況でしたが、着実に黒字に転換していけたのは、社員の意識をひとまとめにし、士気を維持、向上させたことでした。大きなきっかけとなったのは東日本大震災。仮拠点として岩手県にマンスリーマンションを構え、仮設住宅のカーテン施工を担わせていただいたのです。被災者の方々が目の前で喜んでくれる姿に、社員自身が、自分たちが日本のために何かできているという誇りが芽生えていました。

気持ちが一つになったところで、我々が社会に貢献できる仕事として何を売っていくべきかと考えたときに、オリジナル商品に重きを置こうと考えました。既製品ではなく、自分たちがこだわりを持って作った商品で、社会に貢献していくことが社員にとっての誇りにもつながり、やりがいを生み出していったのです。

  • 久住周太郎
  • 久住周太郎

誇りを持てる社員が育つ会社を作る

社長に就任した時から、社員に一貫して伝えていたのは「この会社を日本一の会社にしたい。社員全員が誇りを持てる会社にする」ということでした。突然来た社長が赤字の会社に対して、そんな夢物語を語ることに社員はあっけに取られた部分もあったと思います。

しかし、元来ポジティブな思考を持つ私は、とにかく諦めずに言い続け、一つひとつの細かなタスクも有言実行を繰り返していきました。それを見ていた社員は、いつしか「社長がそう言うのならばできるのかもしれない」と信じてくれるようになりました。関東に初めて出店をした時も、私が「ここまでできる」と公言した高い目標も叶えていきましたし、時に叶えられなかった経験があったとしても、次のこの時期までに叶えればいいとポジティブに捉え突き進む風土が広がっていったように思います。社員がこうやって思考を変化させてついてきてくれた背景には、皆が「インテリアが好き」と言う気持ちを持っていたことも大きかったと感じています。好きな商材を扱い、ポジティブな気持ちで営業に回り、お客様から喜んでもらえることは大きなやりがいに他なりません。

現在は、さらなる社員の成長を目指し教育制度の整備を始めています。当初は教育制度自体がなかったのですが、入社後のスキルアップが順調に進むように整え、時には外部講師を招いたセミナーなども開催しています。社員全員が、上からの指示を待つのではなく、何をやりたいか自ら考え、自分の責任でやり抜く姿勢を持ってほしいというのが目標です。そのためには、意見をのびのびと出せる風通しの良さも大切だと考え、働く環境作りにも力を入れています。どうしても上下関係ばかりが際立ってしまうと、後輩たちは意見を出しづらくなってしまうものです。若い社員の発想力がどんどん会社に生かされ、フットワークを軽くしてトライを繰り返すことで、新しい実を結ぶ環境づくりを目指しています。

日本一と呼ばれるまでに成長した我が社ですが、まだまだ日本全国においては私たちのお店がない都道府県もあります。100店舗、全都道府県網羅を目指し、地域から愛される圧倒的日本一の会社を目指して、これからも突き進んでいきたいと思います。

ページの先頭へ