小林直樹
1974年生まれ、新潟県出身。創価大学卒業後、資産税特化型会計事務所にて経験を積みながら、税理士試験に合格。2014年に独立開業。ワンルームマンションで始めた事務所は、年々業務拡大のため事務所を拡大し、現在では30人とともにサービスを展開している。
http://www.wishkaikei.com/

INTERVIEW

wish会計事務所は、アパート経営をしている方を顧問先とした、不動産業に特化した税理士事務所です。家賃収入を得るアパート経営では、所得税、法人税、相続税など関わる税法は多岐に渡ります。そういった税務をサポートする事務所は、消費税還付特化事務所や相続還付申告特化事務所など、税の種類に特化した事務所が通常です。一方、当事務所はアパート経営に絞りながら、税務全般をトータルにアドバイスできることを強みとしています。AIの技術が浸透し始めている現代においても、人の思いや悩みをくみ取るのは、やはり人間です。コミュニケーションを大切にしながら、お客様の満足を作っていきたいと考えています。

独立開業し、自分らしい社会貢献を目指す

小林直樹

銀行員を務めていた父の影響もあり、財務系の仕事を目指していました。中でもプロフェッショナルと呼べるもので、人から感謝され、社会貢献ができる仕事をしたいと考え、税理士を目指すようになりました。税理士試験を受験し始めたのは大学3年生の時。そこから合格までは15年と長い戦いでした。大学卒業後は、試験勉強をしながら、アパートオーナー専門の税理士事務所に就職。勉強と仕事の両立というハードな生活を強いられましたが、それぞれのフィールドでの経験がリンクし、自身の中で相乗効果を生むことも多く「知識があってこそ、お客様を救える」という確信が持てたので、諦めず合格までたどり着くことができました。

独立を考えたのは39歳の時でした。これまで勤めてきた事務所でキャリアアップを図るか、やっと手にした資格を生かし、自分の思い描く理想の事務所を立ち上げるかの分岐点。非常に悩みましたが「これから自分は何を社会に貢献していきたいのか」と自らに問い、もっと自分らしく社会貢献をすることができる独立の道を目指しました。お客様のいない開業当初は、収入もなく苦しい時期でした。もともと経験をしてきた資産税や相続税に関わる事務所を始めたかったものの、お客様がいない状況で分野を専門的に絞ることは難しく、一般的な税務処理をサポートする仕事から始めました。

しかし、自分のやりたい分野への熱意は消えず、資産税、相続税が深く関わる不動産会社の税務相談を行ったり、商工会議所で無料相談会を行ったり、地道に認知を広める活動を行うことで次第に手応えを感じるようになり、今のような不動産に特化した業態へとかじをきりました。開業1年目はたった10人のお客様だったのが、2年目には100人に増え、今では500人のお客様にまで発展。目指しているのは、広く浅くサポートをするファミレスタイプの事業ではなく、専門的な技術を備えた蕎麦(そば)屋さんのような存在です。なかでも、天ぷら蕎麦だけに特化した店のような、狭い分野に専門特化したサービスが強みである存在になりたいと思っています。不動産の税務においては圧倒的な知識と経験を持っていることで、お客様に安心を提供し、さらにそういったお客様が増えることで、我々もさらに事例を集めることができる、そういったサイクルを作り成長しながら、社会貢献を目指したいと考えています。

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人と人の関わりが生む真のサポート

私たちがもっとも大切にしていることは、お客様との面談を電話で済ませることなく、実際に会ってお話しする時間を持つことです。税務というのは、誰が行っても申告は同じ内容になると思われがちですが、実は、やり方がはっきりとワンパターンに決まっているわけではなく、人の判断によって申告方法や結果が変わってくることがあります。結果としては、数百万円以上変わってくる場合もあるので、お客様にとっては大きな差となります。同じ一つの処理でも、お客様がその先に抱くビジョンによって、処理すべき方法は異なってきますので、実際にお会いすることで、お客様の考えていることをくみ取り、最適な方法で課題解決をすることこそが私たちの役目だと考えています。直接話すことによって新しい課題の発見につながることもあります。取引内容を確認するだけではなく、プラスアルファのアドバイスを行いながら、改善を得意とする専門の業者を紹介することもあります。また相続税などにおいては、その背景になる家族間の人間関係も重要な鍵です。相続する側の要望は何か、相続を受ける側の家族はどう思っているのか。必要であれば自宅に伺ってお話を聞くこともあります。できるだけ頻度高く面談の機会を持ち、お客様とのコミュニケーションを深めることが、お客様の心にある希望(wish)をくみ取ることになり、その上で提案する最適なサポートが、お客様の救いになると考えています。

現代は、AIなどにより様々な作業や処理が自動化されるようになりました。申告処理もクラウド会計ソフトなどが流通し、より簡単に申告ができるようになっていますが、それはあくまでも処理作業でしかありません。節税方法や、どうやってお金を残していくかについては、人間の判断能力が必要とされます。方向性をくみ取り、処理の方法を決断する上で、人が介在する価値はまだまだ消えることはありません。だからこそ、人の温度を感じるサポートを心がけ、私たちスタッフも誠実で豊かな人間性であるよう自己を磨きながら、これからもお客様の幸せを創造していきたいと願っています。

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