安達英一
1982年生まれ。東京都渋谷区出身。日本大学歯学部卒業。大学病院で研修後、歯科医師として東京都丸の内の医院で勤務。2018年、港区にある社会福祉法人恩賜財団母子愛育会愛育クリニック麻布歯科ユニットの立ち上げに携わる。また隣接する、愛育幼稚園と愛育養護学校の校医も務める。
https://www.aiiku-dental.jp/

INTERVIEW

「全ての患者さんを家族と想う」をコンセプトに、歯だけではなく、人の本質から診ていけるような歯科でありたい。そういったスタッフや歯科医が集まる総合歯科クリニックであり続けたいと思っています。人それぞれに歯に対する悩みは違うものですが、歯科医によってはマスクをしたままで患者さんとほとんどコミュニケーションも取らず、治療を始める現状も多く見受けられます。しかし果たして、それが本当の歯科医療と言えるのでしょうか。だからこそ私は、どんな時にも最大限の責任を持ち、患者さんとの診療時間を大切にし、家族と想いながら医療を提供していきたい。それが歯科医である私にとっての原動力でもあるんです。

家族と想う医療を考えるきっかけ

安達英一

祖父、両親が共に医師という家系で育ち、叔父が歯科医でもあったため、今の道へ進むことは私にとってごく自然なことでした。日本大学歯学部を卒業し、大学病院で研修を積み、歯科医としてのキャリアをスタート。当時勤めていた丸の内のクリニックには約8年間お世話になりましたが、「ずっと在籍してもいい」と思えるほどの環境と周囲の人にも恵まれました。また、審美治療やインプラントなど多くの症例や経験を積ませてもらいました。
しかし実績を重ねていくにつれ、より高みを目指したいと考え「患者さんを家族と想うような、長期的で継続する医療」を自ら独立して、提供し続けていきたいという考えを持ちました。

そのようなきっかけで、伝統ある社会福祉法人恩賜財団母子愛育会の愛育クリニック内に麻布歯科ユニットを開設できました。これは、一人の歯科医としても大変光栄なことです。今回、歯科ができることで、小児科や婦人科の価値を高める一助になっていけると確信しています。現在はそうした重責も感じながら日々の診療に向き合っています。
また歯科と一言で言っても、矯正や口腔外科、インプラントや審美など様々な部門に分かれますが、当クリニックはチーム医療を行う総合歯科と自負しております。そのため各分野の専門医と幅広く連携を図り、どんな症例であっても常にベストな治療を提案できることを一つの強みにしています。特に当院では、妊婦さんや子供に向けた歯科治療を積極的に受け入れていて、愛育クリニックや愛育病院の婦人科や小児科と連携していくことで、安心して治療を受けていただける環境にしています。もちろん、男性を含めた一般治療もしっかりと行っており、一般の方も安心して来院できるよう専用の待合スペースや個室の診療室も用意があります。

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知識と技術をアップデートするのは、当然の務め

そして開設にあたり最もこだわった点は、クリニックの空間づくりや患者さんとの向き合い方に他なりません。診療時間をしっかりともうけ、一人ひとりできる限り丁寧な治療に注力してきました。治療を行う診療室も広々としたスペースを確保。一つひとつのユニットを壁で仕切り、最新機器も充実しています。
また、高齢者やお身体が不自由な方でも安心して来院いただけるように、クリニック内はすべてバリアフリーで設計。ベビーカーや車いすを利用される方でも気軽にお越しいただけるようにしています。そのほかキッズスペースも設け、外国人スタッフにも常駐してもらうことで英語や中国語にも対応しています。そうした目の届かないところにまで配慮していくことが、患者さんの居心地を高め、患者さんと向き合える時間をしっかりと大切にしていけると考えています。

私自身も学生時代には何度も歯医者へ通っていましたが、医師と特別な会話をすることもなく治療が進んでいくことに不安を感じた経験があります。そうした原体験が患者さんとの接し方を考えるきっかけにもなりました。そして喜ばれる医療を提供していくためには、そこに正解や答えがないからこそ、慢心せずに知識と技術のアップデートを続けていくことが選ばれる歯科医としての当たり前であり、最大の務めだと考えています。
私自身もこれまで、多くの学会やセミナーに日常的に通ってきましたが、現在も月に一回の医院勉強会は必ず開催しています。選ばれる歯科医院となるためにスタッフの働く環境にも注力していく必要があります。全てのスタッフが有給も100%取得していますし、女性スタッフも様々なライフステージで働けるような環境を大切にしています。
2021年にはユニットを拡張できるように頑張り、さらに広いスペースで患者様の受け入れ態勢を整えていく計画です。また2020年には青山一丁目駅からすぐ近くに、新クリニックもオープンする予定です。「全ての患者さんを家族と想う」歯科を広めていき、遠くからでも来ていただけるような歯科医院と歯科医師であり続けたいですね。

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