ブライトリングの旗艦コレクション「クロノマット」が11年ぶりにデザインを一新。初代のディテールを巧みに取り入れつつ、より幅広いシーンに映えるスポーツウオッチへと変貌を遂げた。ラインアップには日本だけで特別にリリースされるジャパンエディションも用意されている。以前から展開する日本限定コレクションの「クロノマット JSP」にも新たなバリエーションが追加された。進化をやめない万能クロノグラフの“今”をリポートする。


提供 ブライトリング・ジャパン

ブライトリングを象徴する
旗艦モデル、クロノマット

 クロノマットは、もともとはブライトリングが1942年に発表した世界初の回転計算尺付きクロノグラフに付けた名称。“計算用クロノグラフ”という意味の造語だった。ただし現在の旗艦コレクションであるクロノマットのルーツはこれとは別だ。初代は創業100周年にあたる84年に発売。名称の意味合いも異なり、“クロノグラフ”と“オートマチック”の造語とされる。

 この84年モデルは、イタリア空軍のアクロバット飛行チームのために前年に開発されたモデルを市販化したもの。プロパイロットのニーズを集約した、高性能で印象的なスタイルの自動巻きクロノグラフは、極薄のクオーツ時計が隆盛を極めていた当時の風潮とは明らかに逆行していた。男らしい機能美のデザインは衝撃的でもあり、スポーツシックなモデルとして世界的に大ヒット。スイスの機械式時計の復権にも大きく寄与したといわれている。

 以後、クロノマットは“プロのための計器”を掲げるブライトリングの象徴的なモデルとして位置づけられる。機能的にもデザイン的にも度重なるリニューアルが行われた。04年にはケースを大型化、09年には、ついに完全自社開発・製造のムーブメント「キャリバー01」が搭載され、現代の最高峰ともいわれる機械式クロノグラフの名声をほしいままにしてきた。

レッドカーペットでもビーチでも
万能のスポーツウオッチ

 2020年、ついにクロノマットの次世代モデル「クロノマット B01 42」が発表された。デザインをひと目見て、どこか懐かしさを感じた人も多いかもしれない。近年のクロノマットのデザインはモダンでラグジュアリーな方向へと進化していたが、新型はサテン仕上げのケース、短めのケースラグ、4カ所にビス留めのライダータブを配した回転ベゼル、筒状のコマを連ねたルーローブレスレットと、随所に初代84年モデルの面影が濃厚だからだ。

 そんな原点回帰的なディテールを備えながらも、不思議と無骨さは感じさせない。今まで以上に幅広い装いやシーンに映えそうな雰囲気があるのもいい。仕上げの質感も高い。ブライトリングが「レッドカーペットでもビーチでも通用する万能スポーツウオッチ」とうたうのも納得できる。

 黒文字盤にシルバーのインダイヤル&クロノグラフ秒針の組み合わせ(写真左)は日本だけの特別エディション。色使いを控えたことでデザインの端正さが際立っている。これならビジネスで使う際にも、合わせるスーツに悩むことはないだろう。

しなやかに手首になじむ、滑らかな装着感

 新型クロノマットは着け心地も格段と向上した。これはひとつにケースサイズの恩恵だ。先代コレクションは径44mm、厚さ17mmの「クロノマット 44」を主力機としていたが、新型は径42mm、厚さ15.1mmに縮小。ラグも短く、湾曲しない形状となったため、細い腕の人でも持て余すことはない。コンパクトなプロポーションも84年モデルを彷彿(ほうふつ)とさせる要因だろう。

 現代の技術で新開発されたルーローブレスレットも快適な装着感に貢献している。デザイン的には84年モデルのブレスレットと似ているが、新型は、より複雑な連結構造を採用する。筒状コマのリンク部分とエッジも、ひとつひとつ細やかに面取りしている。非常にしなやかに手首になじみ、肌への当たりも滑らか。バタフライクラスプの採用により、スピーディーかつ安全に着脱できるのも、うれしいポイントだ。

ルーローブレスレット ルーローブレスレット ルーローブレスレット

初代クロノマットが装着していたルーローブレスレットとデザインは似ているが、質感や耐久性は大幅に向上。フィット感も格別だ

キャリバー01

ブライトリングの新世代を担うクロノグラフ・ムーブメントとして、09年に完全自社開発されたキャリバー01。コラムホイールと垂直クラッチを備え、約70時間のパワーリザーブにより安定した精度を実現。毎時2万8800振動

自社開発の傑作ムーブメント
キャリバー01搭載

 ラインアップの全モデルが「キャリバー01」を搭載するのも新型クロノマットの大きな魅力だ。キャリバー01は、ブライトリングがクロノグラフの名門たる威信を賭け、2009年に満を持して発表した自社開発・製造ムーブメント。先代のクロノマットに搭載され、以後、ナビタイマーをはじめブランドの主要機にも採用された。これをベースに(複数の時間帯を表示する)GMTや、ワールドタイムなど、さらなる機能を付加したムーブメントも登場している。

 2枚のディスクの接触でクロノグラフのオン/オフを制御して針飛びを防ぐ“垂直クラッチ”をはじめ、24時間早送り可能なカレンダー機構、約70時間のパワーリザーブなど、発表から既に11年が経過するキャリバー01だが、今なお現代の最高峰ムーブメントと評価される。高精度の証しであるCOSC(スイス公式クロノメーター検査協会)のクロノメーター認定も取得しており、メンテナンス性も非常に高い。

 新型クロノマットは全てケース裏をシースルーバック仕様とし、この傑作ムーブメントをいつでも鑑賞できるようにした。機械にこだわる時計好きの心をくすぐる部分だ。

写真6

あらゆるニーズにマッチする
多彩なバリエーション

 従来は航空用の時計というイメージが強かったクロノマットだが、新型はコンパクトなプロポーションやルーローブレスレットの適度なドレス感もあり、今まで以上に幅広いユーザーに対応するモデルに仕上がっている。文字盤もケース素材も多彩なバリエーションをラインアップ。これなら自分の嗜好やファッション傾向にもぴったりと合った1本を入手できる。

 先述したジャパンエディションのほか、イギリスの高級自動車メーカー、ベントレーとのパートナーシップを記念したモデル、クロノマット誕生のきっかけとなったイタリア空軍飛行チーム、フレッチェ・トリコローリへのトリビュートモデルなど特別仕様がそろうのも、さりげなく周囲と差をつけたい人には、うれしいはずだ。SSケースに、ゴールドのライダータブとリューズ、プッシャーを配した、懐かしの“ビコロ”モデルも復活している。

 自分の腕には、どのクロノマットが一番映えるのか?この機会にじっくりと検討してみてはいかがだろうか。

力強くて華がある
人気のクロノマット JSP

 実は現在の日本市場には新型クロノマットの強力なライバルが存在する。それが日本のみで展開される「クロノマット JSP」だ。ブライトリングは審美眼の高い日本のファンのために昔から数々の日本限定クロノマットを作ってきたが、2017年に登場したこのコレクションは特に魅力的なモデルになっている。

 外装のベースは04年に登場し、09年に自社製キャリバー01を搭載した先代クロノマットのデビューによって姿を消してしまった「クロノマット エボリューション」。力強さと華やぎを両立するエボリューションは生産中止以降も人気が高かったが、ブライトリングはそのデザインを日本限定で特別に復活させ、ムーブメントにキャリバー01を積んだ。当然ながら、たちまち大ヒットとなり、現在に至るまで継続展開されることになった。

 今年はそのクロノマット JSPに、黒のマザー オブ パール(MOP)文字盤とローマンインデックスを装着した新作が追加された。MOP文字盤もローマンインデックスも、ブライトリングの限定モデルでは常に人気が高いが、その両者の組み合わせはJSPでは初。今コレクションに注目する人がますます増えるのは間違いない。

写真8

ジャケットスタイルとの
相性がいいJSP

 エボリューションゆずりのデザインを持つクロノマット JSPの径は44mm。径42mmの新型クロノマットとわずか2mmの差とはいえ、印象の違いは大きい。クロノマット JSPの方がぐっと押し出しが強い。このプロポーションは、手元により力強いアクセントが欲しい人には格好だろう。

 もちろんJSPのスタイリッシュな造形は、装いをシックに格上げする効果が高い。仕事で使っても違和感はない。特にジャケットやセットアップなど、ややカジュアルなビジネススタイルとは相性がいい。クールビズ期の軽装の寂しさを補いたい時にも頼りになる。黒のMOP文字盤×ローマンインデックスの新作なら盤面に華やぎがあり、ちょっとしたパーティシーンにも映える。

 そういう意味ではクロノマット JSPもまた、新型クロノマットに負けず劣らずのオールラウンダー。新型クロノマットか? JSPか? ブライトリングの旗艦クロノグラフの購入を検討してみたいというビジネスパーソンは非常に悩ましい選択に迫られそうだ。

写真9
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LINE UP

新型クロノマットコレクション
クロノマット B01 42 ジャパンエディション
クロノマット B01 42 ジャパンエディション

クロノマット B01 42
ジャパンエディション

黒文字盤にシルバーのインダイヤル&クロノグラフ秒針の組み合わせは日本だけの特別エディション(レギュラーまたは通常モデルはクロノ秒針が赤のタイプのみとなる)。精かんで、かつ端正な雰囲気なので、新型クロノマットの万能ウオッチぶりがより際立つ。200m防水。Cal.01搭載。自動巻き、SSケース&ブレス、ケース径42mm。89万円(税抜き)

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クロノマット B01 42 フレッチェ・トリコローリ リミテッド エディション
クロノマット B01 42 フレッチェ・トリコローリ リミテッド エディション

クロノマット B01 42 フレッチェ・トリコローリ
リミテッド エディション

初代クロノマットのベースとなった83年開発のフレッチェ・トリコローリ・クロノグラフへのトリビュート作。ブルーの文字盤には偉大な飛行チームのロゴが配される。ケース裏には世界限定本数を示す「ONE OF 250」の刻印入り。200m防水。Cal.01搭載。自動巻き、SSケース&ブレス、ケース径42mm。90万8000円(税抜き)

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クロノマット B01 42 ベントレー
クロノマット B01 42 ベントレー

クロノマット B01 42 ベントレー

英国のラグジュアリーカーブランド、ベントレーとの長いパートナーシップを記念したモデル。艶やかなブリティッシュグリーンと黒のインダイヤルとのコントラストが美しく、ある種の格調すら漂う。随所に入る赤も洒脱なアクセントに。200m防水。Cal.01搭載。自動巻き、SSケース&ブレス、ケース径42mm。89万円(税抜き)

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クロノマット B01 42
クロノマット B01 42

クロノマット B01 42

基本はSSケースながら、4カ所のライダータブとリューズ&プッシャーをゴールドとした“ビコロ”と呼ばれる懐かしの仕様も新型クロノマットでは復活した。さりげなく華やぐクロノマットがお望みならおすすめ。200m防水。Cal.01搭載。自動巻き、SS+18KRGケース。SSブレス、ケース径42mm。102万円(税抜き)

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クロノマット B01 42
クロノマット B01 42

クロノマット B01 42

SSケースにゴールドベゼルをセットしたコンビモデル。ルーローブレスレットのリンク部分にもゴールドを用いた、ぜいたくな仕様だ。ブライトリングのスポーティーエレガンスを体現した1本といえよう。200m防水。Cal.01搭載。自動巻き、SS+18KRGケース。SSブレス、ケース径42mm。131万円(税抜き)

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クロノマット JSP
クロノマット JSP ローマン インデックス ブラック マザー オブ パール リミテッド
クロノマット JSP ローマン インデックス ブラック マザー オブ パール リミテッド

クロノマット JSP ローマン インデックス
ブラック マザー オブ パール リミテッド

日本限定の特別なクロノマットとして人気を博すJSPの新作。光の角度で色合いを変える黒のマザーオブパール文字盤にローマンインデックスをセットし、優美に仕上げた。搭載するCal.01はシースルーバックから視認可能。500m防水。日本限定500本。自動巻き、SSケース&ブレス、ケース径42mm。108万円(税抜き)
 

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クロノマット JSP
クロノマット JSP

クロノマット JSP

黒文字盤にバーインデックスを配し、ライダータブ付きのサテン仕上げベゼルを備える「クロノマット エボリューション」ゆずりのデザインを一層精かんに見せた。文字盤外周のタキメーター部分にチラリと差された赤もスポーティーな雰囲気を盛り上げる。200m防水。Cal.01搭載。自動巻き、SSケース&ブレス、ケース径42mm。86万円(税抜き)

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クロノマット JSP
クロノマット JSP

クロノマット JSP

ダークなブルー文字盤とインダイヤル&タキメーター部分のブラックが絶妙なマッチングを見せ、袖口をクールに彩る。バーインデックスには蓄光塗料が配されており、昼夜問わず最高の視認性を実現してくれる。200m防水。Cal.01搭載。自動巻き、SSケース&ブレス、ケース径42mm。86万円(税抜き)
 

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MOVIE

オフィスでもビーチでも。幅広いシーンで活躍する新クロノマットの5モデル。
デザインのディテールを映像で体験する(30秒)

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ブライトリング、日本でオンラインブティックをオープン

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 ブライトリング・ジャパンは公式サイトにオンライン ブティック機能を追加した。時計の詳細情報画面にある「カートに追加する」ボタンを押して、サイズや決済方法を指定すればオンラインで購入できる。「特別なストラップを追加」ボタンでは、レザーやラバーなどの豊富な種類のストラップが用意されている。

 オンラインブティックでは新作だけでなく、オンライン限定の時計や、限定カラーのストラップも販売される。1960年代に発売され、コレクターの間で「ゾロ・ダイヤル」と呼ばれ親しまれたトップタイムの復刻版「トップタイム リミテッドエディション」をオンラインで先行販売している。

 世界中の海から集められた漁網などのナイロン廃棄物から生成された素材で作られるアウターノウンECONYL®ヤーンNATOストラップも限定で販売する。ブライトリングのサーファーズ・スクワッド(チーム)のメンバー、ケリー・スレーターが共同創始者として参画する、環境に配慮したアパレルブランド、アウターノウンとの共同制作により誕生したストラップだ。

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