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「企業価値向上表彰」大賞・優秀賞決定!

「企業価値向上表彰」大賞・優秀賞決定!
上場会社表彰選定委員会は「第6回(2017年度)企業価値向上表彰」の大賞として塩野義製薬株式会社を選定した。また、優れた企業価値向上経営を実践している会社として株式会社ニチレイ、住友化学株式会社、スズキ株式会社の3社を優秀賞に選定した。

大賞

塩野義製薬株式会社

(4507:市場第一部 医薬品)

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優秀賞

(証券コード順に記載)

株式会社ニチレイ

(2871:市場第一部 食料品)

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住友化学株式会社

(4005:市場第一部 化学)

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スズキ株式会社

(7269:市場第一部 輸送用機器)

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表彰理由について

 塩野義製薬、ニチレイ、住友化学およびスズキは、いずれも資本コストを上回る企業価値の創造を目指す「企業価値向上経営」を高いレベルで実践していると認められた。

 その中でも、大賞を受賞した塩野義製薬は、投資者との対話に積極的に取り組み、そこで得られた知見を自社の経営管理に活用することで持続的な企業価値の向上を実現するなど、企業価値向上経営を特に高いレベルで実践していると認められた。

 塩野義製薬が特に優れていると評価されたポイントは以下の通り。

投資者との対話に積極的に取り組み、自社の企業価値向上につなげている

  •  投資者との対話で得られる知見を経営にフィードバックする仕組みを整備したうえで、積極的に対話に取り組み、経営管理の改善を実行。
  •  経営トップが、投資者との対話の重要性を強く認識し、自身の時間の25%程度を投資者との対話に充てることを明言し、実際に経営トップ自身が対話を実践。

投資者視点を意識した経営目標を設定して公表し、その成果が現れている

  •  資本生産性を表す管理指標(ROE、ROIC)に自社の資本コストを大きく上回る水準の目標値を設定し、中期経営計画(2015年3月期~21年3月期)において公表(ROE目標:15%以上、ROIC目標:13.5%以上)。
  •  過去3年間(15年3月期~17年3月期)のROEは、9.4%、13.6%、16.3%と大きく向上し、経営目標として掲げた水準を前倒しで達成。

企業価値向上の実現に向けた経営管理の仕組みを構築している

  • 【新規事業の管理】

  •  自社の資本コストの水準を適時に見直し、それを考慮した管理指標(「NPV」「Risk adjusted NPV」)を用いて、資本コストや資本生産性を強く意識した投資判断を実践。
  • 【既存事業の管理】

  •  自社の特性を踏まえた管理指標(「ロイヤリティー収入除く営業利益」など)を継続的に確認して経営目標の実現への貢献状況を評価し、その結果次第で事業撤退も決断するなど、的確かつ堅実な事業ポートフォリオ管理を実践。

企業価値向上の意識や経営管理の仕組みが組織に浸透している

  •  ROICやCCCを重要な管理指標に採用して目標値を設定し、それらを構成要素ごとに細分化することで、会社全体として経営効率の改善に努める枠組みを導入。
  •  経営トップ自らが、四半期ごとにすべての社員に対して直接経営のメッセージを発信するほか、次世代経営層の育成に向けた研修に強く関与するなど、強いリーダーシップを発揮して企業価値向上に向けた意識や、経営管理の仕組みの社内への浸透に尽力。
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