ニッポンの企業力〜上場会社の価値と魅力を探る 〜ニッポンの企業力〜上場会社の価値と魅力を探る 〜

ニッポンの企業力とは上場会社表彰について(東証HPへリンク)
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Vol.2

「企業価値向上表彰」ファイナリスト決定「企業価値向上表彰」ファイナリスト決定

 2016年度の企業価値向上表彰のファイナリスト(大賞候補会社)として以下の4社が選出された。これらの4社は、「上場会社表彰選定委員会」の審議の結果、高い企業価値の向上を実現していることに加えて、資本コストをはじめ、投資者の視点を深く組み込んだ企業価値の向上を目指す経営を高度なレベルで実践していると認められた。

(証券コード順に記載)

ロゴ:明治ホールディングス株式会社

明治ホールディングス株式会社

(2269:市場第一部 食料品)

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企業概要

 明治グループは、赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代の皆さまへ、毎日の生活に欠かすことのできない「乳製品」「菓子」「栄養」「薬品」など幅広い分野の製品を提供しています。当社グループは今年(2016年)10月に創業100周年を迎えました。これからも次の100年に向けて「おいしさ・楽しさ」の世界を拡げ、「健康・安心」への期待に日々応えてまいります。

ごあいさつ

 このたびは「企業価値向上表彰」のファイナリストに選定いただき、誠にありがとうございます。明治グループは、「食と健康」のプロフェッショナルとして、常に一歩先を行く価値を創り続けることで、お客さまの日々の生活充実に貢献してまいりたいと考えています。当社グループは2015-2017中期経営計画において、「成長の加速とさらなる収益性向上」を基本方針として掲げています。優位事業の強化と新たな成長への挑戦、利益拡大によるキャッシュフローの最大化、そして資本生産性を重視した経営を実践することで、これからも持続的な企業価値向上に取り組んでまいります。

ロゴ:株式会社スタートトゥデイ

株式会社スタートトゥデイ

(3092:市場第一部 小売業)

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企業概要

 1997年設立。輸入CD・レコードのカタログ通信販売事業を経て、ファッション商品の通信販売事業を開始。2004年より日本最大級のファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営。現在、3500以上の人気ブランドを扱い、常時40万点以上の商品を掲載。2013年からは、ファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」を展開。現在、グローバルでのユーザーベースを拡大し、アプリの累計ダウンロード数は700万以上。

ごあいさつ

 このたびは「企業価値向上表彰」のファイナリストに選定いただき、大変光栄に存じます。当社は「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念のもと、“想像”と“創造”を繰り返し、高付加価値なサービスを提供していくクリエイター集団であり続けることを基本姿勢に事業活動を行っております。今後も「ファッションやオシャレに関心を持つ人を増やすための啓蒙」、「取扱アイテムの拡充および安定的な商材の確保」、「フルフィルメントおよび EC システム機能の強化」を柱とした成長戦略を実行することで、継続的な企業価値向上に取り組みます。

ロゴ:花王株式会社

花王株式会社

(4452:市場第一部 化学)

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企業概要

 花王グループは、消費者・お客様の立場にたって、心をこめた“よきモノづくり”を行い、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティに貢献することを使命としています。この使命のもと、ビューティケア事業・ヒューマンヘルスケア事業・ファブリック&ホームケア事業から成るコンシューマープロダクツ事業とケミカル事業を通じて消費者・お客様と共に感動を分かち合う価値ある商品とブランドを120年以上にわたって提供してきました。

ごあいさつ

 この度は、「企業価値向上表彰」のファイナリストに選定いただきまして、誠にありがとうございます。当社グループは、これからも“利益ある成長”と“社会のサステナビリティ(持続可能性)への貢献”の両立を通して“グローバルで存在感のある会社”を目指してまいります。また、財務パーフォーマンスだけでなく環境、社会、ガバナンスの視点でも、グループ一丸となってさらなる努力・精進を重ねてまいります。今回の栄誉に慢心することなく、今後とも企業価値を一層向上させるための取り組みに専心してまいります。

ロゴ:アステラス製薬株式会社

アステラス製薬株式会社

(4503:市場第一部 医薬品)

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企業概要

 アステラス製薬は「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げる製薬企業です。既存の重点疾患領域である泌尿器、がん、免疫科学、腎疾患、神経科学に加えて、新たな疾患領域への参入や新技術・新治療手段を活用した創薬研究にも取り組んでいます。さらには各種医療・ヘルスケア事業との融合による新たな価値創出にも挑戦しています。アステラス製薬は、変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変えていきます。

ごあいさつ

 このたびは企業価値向上表彰ファイナリストに選定いただき、大変光栄に存じます。当社は、「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げ、革新的な医薬品を創出することを通じて中長期にわたる持続的な成長を目指しています。製薬産業を取り巻く事業環境が大きく変化する中、今般の栄誉に甘んずることなく、企業価値の持続的な向上のためにイノベーションを患者さんの価値に変えていく取り組みを続けてまいります。

上場会社表彰選定委員会における
ファイナリスト選考の視点

 上場会社表彰選定委員会では、企業価値を向上させる経営手法は多様であることを十分に踏まえつつ、経済付加価値の創造において一般的に重要とされる「ベストプラクティス」に照らして各社の取組みを評価し、ファイナリスト(大賞候補会社)の選定を行った。

 選定委員会がファイナリストを選定するに当たり重視した視点は、以下のとおり。

1.資本コストの認識

 企業価値を向上させるための資本政策の策定や投資採択などの経営判断を行うに当たっては、自社の資本コストに係る認識が不可欠であると考えた。

 そのため、自社の資本コストの水準を認識していることを選定の必須条件とした。

2.経営上の枠組みと資本コストを意識した経営の実践

 企業価値向上を実現する経営が行われるためには、以下のような経営上の枠組みが導入・整備され、それらの枠組みの中で、自社の資本コストを意識した経営が実践されていることが重要であると考えた。

経営目標の立案

中期経営計画(又はそれに準じる複数年度に渡る計画を含む)が策定されているか
資本生産性を意識した経営指標(ROE、ROIC等)が活用されているか
自社の最適資本構成のイメージを持ち、それが社内で共有されているか

経営管理制度の導入・整備

新規投資の採択や既存投資からの撤退に係る意思決定を行う際の判断基準が策定されているか
投資採択や撤退に係る判断基準に資本コストの概念が組み込まれているか

評価報酬体系の導入・整備

金銭報酬が業績と一定程度連動しているか
業績評価に用いる管理指標に資本コストの概念が組み込まれているか

企業価値向上に向けた啓発活動の推進

自社の経営目標や資本コストの概念について社内で共有が図られているか(社内研修の実施等)

 上記の各項目に関して評価を行うに当たっては、例えば「株主から付託された資金に関する収益目標(ROE等)が資本コストの水準を踏まえて設定されているか」や「資本コストを上回るリターンの獲得を目指す投資採択基準が活用されているか」など、投資者から付託された資金を有効に活用する経営態勢が整備・運用されているか否かに着眼して、審議を行った。

3.その他事項

 上記の方法に基づき選抜された上場会社について、企業価値の創造による国民経済への貢献の状況なども総合的に勘案し、ファイナリストを選定した。

第5回(2016年度)企業価値向上表彰における
表彰候補会社[50社]

~企業価値向上経営に取り組んでいる会社~

 ファイナリストの選考に先立ち、一次選抜に選考された50社について、自社の資本コストを認識して経営を行うなど、投資者の視点を意識した企業価値向上経営に取り組んでいる企業(2016年度の表彰候補会社)として、公表している。

会社名 コード 業種 市場区分
大成建設株式会社 1801 建設業 市場第一部
株式会社長谷工コーポレーション 1808 建設業 市場第一部
大東建託株式会社 1878 建設業 市場第一部
株式会社ジェイエイシーリクルートメント 2124 サービス業 市場第一部
株式会社トラスト・テック 2154 サービス業 市場第一部
株式会社コシダカホールディングス 2157 サービス業 JASDAQ
株式会社アルトナー 2163 サービス業 JASDAQ
明治ホールディングス株式会社 2269 食料品 市場第一部
日本駐車場開発株式会社 2353 不動産業 市場第一部
ディップ株式会社 2379 サービス業 市場第一部
株式会社ベネフィット・ワン 2412 サービス業 市場第二部
WDBホールディングス株式会社 2475 サービス業 市場第一部
株式会社セリア 2782 小売業 JASDAQ
キッコーマン株式会社 2801 食料品 市場第一部
味の素株式会社 2802 食料品 市場第一部
日本たばこ産業株式会社 2914 食料品 市場第一部
アークランドサービスホールディングス株式会社 3085 小売業 市場第一部
株式会社スタートトゥデイ 3092 小売業 市場第一部
株式会社トレジャー・ファクトリー 3093 小売業 市場第一部
株式会社ディア・ライフ 3245 不動産業 市場第一部
東レ株式会社 3402 繊維製品 市場第一部
株式会社エイチーム 3662 情報・通信業 市場第一部
株式会社コロプラ 3668 情報・通信業 市場第一部
コムチュア株式会社 3844 情報・通信業 市場第一部
住友化学株式会社 4005 化学 市場第一部
花王株式会社 4452 化学 市場第一部
アステラス製薬株式会社 4503 医薬品 市場第一部
塩野義製薬株式会社 4507 医薬品 市場第一部
参天製薬株式会社 4536 医薬品 市場第一部
パーク24株式会社 4666 不動産業 市場第一部
株式会社東京個別指導学院 4745 サービス業 市場第一部
株式会社フルキャストホールディングス 4848 サービス業 市場第一部
日本碍子株式会社 5333 ガラス・土石製品 市場第一部
イー・ガーディアン株式会社 6050 サービス業 市場第一部
株式会社IBJ 6071 サービス業 市場第一部
株式会社アサンテ 6073 サービス業 市場第一部
株式会社ディスコ 6146 機械 市場第一部
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 6324 機械 JASDAQ
セイコーエプソン株式会社 6724 電気機器 市場第一部
シスメックス株式会社 6869 電気機器 市場第一部
レーザーテック株式会社 6920 電気機器 市場第一部
カシオ計算機株式会社 6952 電気機器 市場第一部
株式会社村田製作所 6981 電気機器 市場第一部
富士重工業株式会社 7270 輸送用機器 市場第一部
株式会社ハイデイ日高 7611 小売業 市場第一部
株式会社センチュリー21・ジャパン 8898 不動産業 JASDAQ
株式会社ワイヤレスゲート 9419 情報・通信業 市場第一部
SCSK株式会社 9719 情報・通信業 市場第一部
株式会社ニトリホールディングス 9843 小売業 市場第一部
ソフトバンクグループ株式会社 9984 情報・通信業 市場第一部

(証券コード順に記載)
(業種・市場区分は2016年9月23日時点)

第5回(2016年度)表彰候補会社の株価平均

【概要】

  • 上記表彰候補会社の50社の株価の単純平均
  • 本表彰の選考対象期間(財務数値の参照期間)の最初の営業日(2013/4/1)を算出起点日とした「ダウ式平均株価」の数値を日次・終値ベースで算出(算出は㈱QUICKに委託)

【 表彰候補会社の株価平均の推移 】第5回企業価値向上表彰の表彰候補会社(50社)の株価平均の推移(2013年4月~2016年9月)

【 2013年4月を100とした、表彰候補会社の株価平均と各指数の変化率を比較 】

©日本取引所グループ、東京証券取引所、日本経済新聞社、QUICK

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