「企業価値向上表彰」ファイナリスト発表

 2013年度の企業価値向上表彰のファイナリスト(大賞候補会社)として以下の5社が選出された。これらの5社は、「上場会社表彰選定委員会」の審議の結果、高い企業価値の向上を実現していることに加えて、資本コストをはじめ、投資者の視点を深く組み込んだ企業価値の向上を目指す経営を高度なレベルで実践していると認められた。

選定委員会におけるファイナリスト選考の“視点”はこちら

(証券コード順に記載)

キリンホールディングス株式会社

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企業概要

 「食と健康」の新たなよろこびを提供する企業グループとして、酒類、飲料、食品、医薬品の製造販売などの事業をグローバルに展開している。日本、アジア、オセアニア、ブラジルをはじめとする各エリアにおいて、約270のグループ会社の4万人の従業員が、グループの商品や地域に根ざした活動を通じ、ステークホルダーとの絆をさらに強め、ブランドの価値を共に創ることで、お客様のよろこびや笑顔、社会の発展につなげることを目指している。

ごあいさつ

 このたび、「企業価値向上表彰」のファイナリストに選ばれたことは、大変光栄に存じます。当社は、2001年にKVA経営システム(EVAをグループ共通の財務的指標とするマネジメントシステム)を導入し、継続性をもって企業価値向上を図ってまいりました。加えて、自律的かつ持続的な成長を通じた企業価値向上を目指す長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2021」のもと、着実なキャッシュ・フロー創出、収益性強化を通じた株主価値向上を目的に、平準化EBITDA、平準化EPSの成長率を定量目標とした中期経営計画を当年度からスタートさせました。今後も全力を挙げてこれらの取り組みを推進してまいります。

アンリツ株式会社

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企業概要

 1895年の創業以来、情報通信分野を中心に事業を展開。日本・米国・欧州の開発拠点とグローバルな顧客サポート体制を通じてモバイル・ブロードバンドサービスを支える最先端の計測器を提供し、快適なコミュニケーション環境の実現に取り組んでいる。「誠と和と意欲をもって、“オリジナル&ハイレベル”な商品とサービスを提供し、安全・安心で豊かなグローバル社会の発展に貢献する」を経営理念に、さらなる成長と企業価値の最大化を目指している。

ごあいさつ

 このたびは「企業価値向上表彰」のファイナリストにご選定いただき、大変光栄に存じます。当社では、キャッシュ・フローの創出を経営の重要な柱とし、独自の指標であるACE(税引き後営業利益-資本コスト)及びROEを基に、投資効率の向上を目指した経営を行っております。さらに、2020年までに到達したい姿を「2020 VISION」として描き、「グローバル・マーケットリーダーになる」、「事業創発で新事業を生み出す」という目標を設定。たゆまぬイノベーション活動を推し進め、課題解決につながるアンリツならではの価値を提案し、企業価値向上に向けて取り組んでまいります。

株式会社バンダイナムコホールディングス

株式会社バンダイナムコホールディングス

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企業概要

 バンダイナムコグループは、玩具、家庭用ゲームソフト、業務用ゲーム機、ネットワークコンテンツ、映像音楽コンテンツ、アミューズメント施設など、エンターテインメントのさまざまな分野で事業を展開している。国内市場で強固な事業基盤を築く一方、今後の成長に向けてグローバル市場での積極的な事業展開を図ることで、「世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループ」を目指している。

ごあいさつ

 このたびは「企業価値向上表彰」のファイナリストにご選定いただき、大変光栄に存じます。バンダイナムコグループは、「夢・遊び・感動」を世界中に提供することをミッションに、ビジョンである「世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループ」を目指しております。エンターテインメント業界を取り巻く環境変化は、今後もますます激しくなることが予想されますが、現状に満足することなく、常に新たなエンターテインメントの創造に向けて「挑戦・成長・進化」し続け、企業価値向上に努めてまいります。

伊藤忠商事株式会社

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企業概要

 世界66カ国に約130の拠点を持つ総合商社として、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活・情報の各分野において国内、輸出入及び三国間貿易を行う他、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開している。1858年に初代伊藤忠兵衛が近江にて麻布の行商で創業したことにはじまり、「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の精神を大切にし、一世紀半にわたり成長を続けている。

ごあいさつ

 このたびは、「企業価値向上表彰」のファイナリストに当社伊藤忠商事が選定され、大変、光栄に存じます。2013年度からの2カ年計画「Brand-new Deal 2014」では「収益拡大」、「バランスの取れた成長」、「財務規律遵守と低重心経営の徹底」を基本方針に掲げています。強みを持つ非資源分野を中心に厳選して優良案件に投資する一方、資産入替も推進し、財務健全性を維持しつつ着実な成長を目指します。株主資本の拡充が進む過程において一層ROEを意識し、高い資本効率を維持したいと考えております。今回の選定を励みとして、より一段と企業価値を高め、投資家の方々のご期待に沿えるよう努力していきます。

丸紅株式会社

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企業概要

 丸紅は、国内外のネットワークを通じて、食料、繊維、資材、紙パルプ、化学品、エネルギー、金属、機械、金融、物流、情報関連、開発建設その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発などの事業活動を多角的に展開している。社是「正・新・和」の精神に則り、公正明朗な企業活動を通じ、経済・社会の発展、地球環境の保全に貢献する、誇りある企業グループを目指している。

ごあいさつ

 このたびは「企業価値向上表彰」のファイナリストに選定頂き、誠に光栄に存じます。当社は2013年4月より中期経営計画「Global Challenge 2015」を遂行しており、当社グループが強みや知見を有し、競争力のあるビジネス分野で、主導的役割を発揮できる事業を拡大することにより、持続的成長を実現すると共に、強靭な収益構造と強固な財務体質を構築します。この経営計画では、利益成長のみならず、安定的に15%以上のROEを実現していくことなどを目標に掲げております。このような経営施策をご評価頂いたことを励みとし、今後もさらなる企業価値向上に努めてまいります。

上場会社表彰選定委員会におけるファイナリスト選考の“視点”

[視点1]資本コストの算出・認識

 企業価値を向上するための資本政策や投資判断などの経営判断を行うに当たっては、(自社の)資本コストに係る認識が不可欠であると考えた。そのため、自社の資本コストの水準を認識していることを選定の必須条件とした。

[視点2]経営上の枠組み

 企業価値向上を図る経営が行われるためには、次の経営上の枠組みが導入・整備されている必要があると考えた。

Ⅰ

経営目標の立案

中期経営計画(またはそれに準じる複数年度に渡る計画策定を含む)が
策定されているか

Ⅱ

経営管理制度の導入・整備

新規投資の決定または既存投資からの撤退に係る意思決定を行う際の
採択基準が設定されているか

Ⅲ

評価報酬体系の導入・整備

金銭報酬が業績と一定程度連動しているか

Ⅳ

企業価値向上に向けた啓蒙活動の推進

策定された経営目標が社内で共有されているか(社内研修の実施など)

 なお、経営上の枠組みが整備されているかについては、例えば株主から付託された資金に対する収益目標(ROEなど)が資本コストを踏まえて設定されているかなど、投資家から付託された資金を有効に活用しようとする態勢が整備されているか否かに着眼して、判定を行った。

[視点3]資本コストを意識した経営の実践

 視点①~視点②までの方法で選定された上場会社について、投資意思決定に利用する投資採択基準や既存事業の業績評価に利用する経営指標に資本コストの概念が含まれているかなど、資本コストを意識した経営が実践されているか否かに着眼して、判定を行った。

[視点4]その他事項

 視点①〜視点③までの方法で選定された上場会社について、企業価値の創出額、過去の業績推移及びその他を総合的に勘案し、最終候補会社(ファイナリスト)を選定した。

「企業価値向上表彰」に関するご意見募集

 東京証券取引所では、2013年11月24日まで、「企業価値向上表彰」およびファイナリストに関するご意見を募集しています。

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日本経済応援PJ Mothers JASDAQ 専門家の分析で上場会社を知る!アナリストレポート
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