運用のある人生設計ストーリー 〜お金も人生100年時代に対応〜 「今年こそ、資産形成を!」といっても何から始めたらいいか分からない。まずは積み立てというのはよく聞くけど、いくらくらい、どの程度の期間で増やせるのだろうか……。そこで実際に積み立てを肌で感じていただくために、シミュレーションの機能をストーリーに基づきながら、段階を追って紹介します。

【vol.1:教育資金編】教育資金はいくらなら「つみたてNISA」で貯められる?

教育資金の積み立ては早い時期から始めよう

 主婦の「かけいなおみ」さんは、出産して子供が生まれたばかり。教育熱心ななおみさんは早速、教育資金の貯蓄を考えています。なおみさんが想定しているのは、保育園から大学まですべて国公立の「ケース1」と、高校から大学までが私立の「ケース2」を考えています。教育費の総額はケース1の場合742万円、ケース2の場合で1088万円。その差は345.9万円になります(図表1)。教育資金のために単純に預金をした場合と積み立て投資をした場合では、どのくらいの差が出るのでしょうか? 今は超低金利の時代ですから、1年ものの定期預金では金利が高いネット銀行でも0.2%程度です(2017年12月現在)。そこで、運用を想定した「つみたてNISA」の活用を考えてみましょう。

【図表1】ケース1:すべて国公立のケース ケース2:一部(高校・大学)私立のケース

定期預金の利息だけでは、
総額600万円しか貯まらない

 定期預金に預けた場合(初期預入金額50万円、毎月積み立て額3万円、預入期間15年間)で600万円になります(図表2-1)。これではケース1(すべて公立)、ケース2(高校・大学が私立)ともに想定する教育費にはかなり不足してしまいます。では、目標額を1000万円としたら(積み立て額と積み立て期間は同じ)、いくらの利回り(年率)で運用すればいいのでしょうか? 同じ期間・同じ積み立て額だと計算してみると6.2%(年率)の利回りが必要となります(図表2-2)。これは今の時代ではかなり高い利回り設定です。

【図表2-1】積み立て運用の例 【図表2-2】必要利回り計算の例

「つみたてNISA」の利用によって
実現する無理のない教育資金形成

 では、つみたてNISAをうまく活用して教育費の準備ができるかどうか計算してみましょう。目標教育費1000万円だとして、つみたてNISAで毎月投資できる限度額3.3万円(本制度では年間40万円まで投資可能)を15年間のシミュレーションから20年間に延長して運用したとすれば、シミュレーション結果によると必要な利回りは2.4%(年率)になります(図表2-3)。これは今の市場環境でも十分に期待できる利回りです。

 なおみさんの場合のように、人生で起こるであろうライフイベントを事前に想定し、早めに行動して運用を開始すれば、目標の金額を達成することができます。そのためにも各イベントにかかる金額を知り、必要な利回り、投資期間、積み立て額をシミュレーションで知ることが大事です。

【図表2-3】必要利回り計算

 ではどのようにして、つみたてNISAを始めるのがよいのか。まだ投資の経験が浅い人は投資に対する自分自身のタイプを知ることが大切です。3分でそれが分かる「投資タイプ診断」を、まずはチェックしてみてはいかがでしょうか。投資タイプ診断であなたに合ったリスク分散のポートフォリオの目安を作ることができます。

投資タイプ判断スタート

投資タイプ診断のイメージ図

vol.2 老後資金編

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 人工知能を活用した個人向けの人生シミュレーションプラットフォーム「MILIZE」。自身の給与や生活費のデータを入力すれば、現時点の生活費などの診断に加えて、将来の収支予測などもシミュレーションしてくれる。自分のライフスタイルにあった資産形成の参考に一度試してみてはいかがだろう。

MILIZEサイトイメージ
シミュレーションする
グラフ:積み立て運用の例。初期投資額50万円、積立額が毎月3万円、利回りが年率で0.2%、期間が15年の場合、評価額は599万円になる。
グラフ:必要利回り計算の例。初期投資額が50万円、毎月の積立額が3万円、期間が15年、目標額が1000万円の場合、利回り6.2%が必要
グラフ:必要利回り計算の例。初期投資額が50万円、毎月の積立額が3.3万円、期間が20年、目標額が1000万円の場合、利回り2.4%が必要
図:投資タイプ診断のイメージ図。保守型、慎重型、中立型、楽観型、攻撃型の5つのうち、どのタイプかを診断します。
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