福間則博
1956年生まれ、島根県出身。1980年大阪大学法学部卒業。86年司法試験合格。89年兵庫県弁護士会に弁護士登録。95年兵庫県宝塚市に福間法律事務所を開設。相続・離婚・企業法務を扱い、人と企業に明るく豊かになっていただくことをモットーとして、人・企業と法律事務所との絆づくりに努めている。
http://www.fukuma-law.com/

INTERVIEW

1999年以来行われている司法制度改革により、以前に比べると弁護士の数が大幅に増えています。それに伴って市民の方々が弁護士を利用する機会も増えてきていると感じています。そういった意味で、私たちもより一層市民の方々が利用しやすい事務所づくりに努め、弁護士の態勢を整えなければならないと考えています。今まで法律を知らないがために不利益を被っていた、あるいは問題から抜け出せないでいた方々に対し、それを乗り越えるために必要な法的情報を提供するとともに、実際的な法的処理を行うことにより真の解決を図るお手伝いをして、その方々の人生を明るく豊かにすることに貢献したいと思っています。

父母の言葉から弁護士を志す

福間則博

弁護士という仕事は私が幼稚園の時に母から教えてもらったいくつかの職業の中から選び取ったものです。「弁護士は困った人を助ける仕事だ」という母の説明を聞いて、幼いながらも「それだったら自分に合うんじゃないか」と思いました。ただ、弁護士になるための司法試験というのはやはり大変難しい試験でしたから、それなりの覚悟が必要な職業選択ではありました。大学に入って勉強を始めた時は、まさに断崖絶壁を前にした登山初心者のような気持ちでした。挑戦を支えてくれたのは、幼いころから聞かされていた父の言葉です。「難しいことをやるからこそ人は成長する。簡単なことをやって何が面白いのか」と。今でも困難なことにあえて挑戦しようとする私の基本的な傾向は、父のこの言葉による影響が大きいと思っています。

弁護士の仕事が自分に合っていると思ったのは、自分の考えに従って決断し、行動していくというところです。そしてそれが人のためになるのであれば、こんなに素晴らしいことはないと思いました。私なりに青春をかけたチャレンジでしたので、司法試験に合格した時は、これでようやく一区切りついたという思いがしました。その後、神戸で長い歴史を誇る法律事務所で弁護士としてのキャリアをスタートし、大型案件を担当させていただくまでになっていたのですが、平成7(1995)年、阪神淡路大震災が起こり、事務所が全壊してしまいました。移転を余儀なくされた状況でこれからどうするかと考えた時に、独立をしようと決意したのです。当時は弁護士になって7年目になろうかという時期で、当然その事務所に残るという選択肢もあったのですが、そこで取り扱う案件は代表弁護士の方がご自身の信用で獲得されたもので、自分の信頼で勝ち得た案件ではないということがどうしても心に引っかかっていました。自分の力を試してみたいという思いが強くなったのです。

全く無計画な独立で、資金もなく、依頼者もいない。ゼロからの出発でした。私にできることは縁あって受任した案件を一つひとつ丁寧にやっていくことのみ。それを積み重ねていくうちに少しずつ信頼を得られるようになっていきました。当時は弁護士業の宣伝広告は全面禁止でしたので、仕事を通して自分を知ってもらうしかなかった。その現実を前にした時、目の前の案件を必死になってやらないといけない、結果を出さないといけないという気持ちが意欲をかき立て、私を仕事に向かわせました。苦しい道でもありましたが、自分の納得する道を選択し、今日の事務所に至るまでの結果を出せたことをとてもうれしく思っています。

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人と企業を明るく豊かにする法律事務所に
~リーガルライン(法の絆)の確立へ~

当然のことながら、独立してからは全てが自分の判断、自分の責任で処理しなければなりませんでした。本当に厳しい世界ではありましたが、そうであるが故により一層のやりがいを感じてきました。証拠の乏しい案件、法律構成の困難な案件、しかしそれにもかかわらず、紛争の実体からしてその依頼者をなんとかしてあげたいと思う案件、それこそは弁護士である私が解決にかき立てられる案件であり、多くのハードルを乗りこえてそのような案件が解決したときの喜びはひとしおでした。
事件が解決できたときの依頼者の笑顔に接することができるのは、弁護士にとって最大の喜びといってよいと思います。

弁護士の数は以前と比べて格段に増えてきておりますが、まだまだ敷居は高く決して利用しやすい状況であるとはいえません。今なお紛争に巻き込まれて笑顔をなくした方々は多くおられるに違いありません。私は、これまでの仕事を通じて弁護士が皆様のお役に立てる存在であることを確信しており、皆様にとってより一層身近な存在になる必要があると考えています。
私は、これからも皆様のお役に立ちたいというマインドを持った方々と共に活動を広げ、これまで注力してきた相続案件をより一層高度化すると共に、離婚、企業法務その他の領域についてもこれまで以上に取り扱いを拡大強化していきたいと考えています。

このような法律事務所の活動が人や企業にダイレクトに伝わるようにするためには、人や企業と法律事務所とがしっかりとした絆で結びついておく必要があります。水道、電気、交通、通信のような人間の生存や社会生活に必要不可欠な基盤は、「命綱」を意味する英語のライフライン(Lifeline)という言葉で表現されますが、法律によって保障された安心・安全の生活を確保するためにも、しっかりとした絆を法律事務所と結んでおく必要があると考えます。それこそがリーガルライン(Legal Line)であり、いわば法的な命綱というべきものです。このような法的な絆を法律事務所と結ぶことによって激動する社会において漂流することなく安心・安全を確保し笑顔を失うことなく生活できると考えます。
私は、これからより多くの皆様との絆(リーガルライン)を結び、良質の法的サービスを提供することによって皆様により一層明るく豊かになっていただき、それを通して社会公共の発展に寄与したいと考えます。

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