三浦工業 新ブランドキャンペーン スタート

そのひらめきに、 はあるか。

 愛媛県松山市に本社を構える三浦工業は、10月1日から新ブランドキャンペーン「そのひらめきに、愛はあるか。」をスタートした。新しいキャッチフレーズには、どんな思いが込められているのか――。その真意を探った。

提供:三浦工業

新ショールーム「ミウラ愛ランドと愛サイト」

連続式洗濯機 構造模型
バラスト水処理装置 HK
ミウラ式傾斜型精麦機
メンテナンス
MIシステム
小型貫流ボイラZP型の水管
三浦工業建物 三浦工業建物
雲 雲
MIURA

 愛媛県松山市に本社を構える三浦工業は、産業用ボイラのトップメーカーとして躍進を続ける。現在、ボイラ以外にも水処理装置、食品機器、舶用機器、滅菌器、薬品などの製造販売、メンテナンス、環境計量証明業などさまざまな事業を展開している。グローバル展開にも積極的で、21の国と地域に進出、7ヵ所に工場を持つ。従業員数はグループで5500人以上、うち海外は1500人ほどを占める。「熱・水・環境のベストパートナー」として人々の暮らしを支え、2019年5月1日には設立60周年を迎える。

創業者・三浦保から始まった
ひらめき
 創業者・三浦保から始まったひらめき と 愛

ミウラがボイラの製造販売を始めたのはなぜでしょう?

創業者の三浦保は「ひらめき」と「愛」に満ちた人でした。父親と2人で精麦・精米機の個人経営の会社を営んでいたとき、「ミウラ式傾斜型精麦機」を開発。従来機の10台分の働きをする画期的な製品でした。愛媛県は昔から裸麦を生産している農家が多く、販売も順調に伸びました。ただ当時は、麦を蒸気で加熱し平たくつぶす「精麦用蒸気圧扁機」にはボイラが必要なのに、高度成長期でボイラを注文してもなかなか納品してもらえない状況でした。それならば自分たちでボイラを造ろうと「ひらめき」、ボイラの研究開発を始め、製造販売するようになったのです。

 1959年にボイラに関する新しい法律が制定され、ボイラ技士がいなくても扱える小型貫流ボイラというカテゴリーが誕生しました。そこでミウラは「小型貫流ボイラZP型」を開発、Zボイラの愛称で大ヒット商品になりました。名前の由来は、水管が「Z」のように曲がっている構造であったこと。加えて「Z」はアルファベットの最後の文字で、「これ以上のものはない」という意味も込められています。

  • ミウラ式傾斜型精麦機

    ▲ミウラ式傾斜型精麦機

  • ▼小型貫流ボイラZP型の水管

    小型貫流ボイラZP型の水管

世の中に無いモノを作るのは、まさに「ひらめき」。ボイラ技士免許も要らないし、コンパクトで簡単操作なら街のクリーニング屋さんや豆腐屋さんでも簡単に使える。「愛」を感じます。小店舗だけでなく大きな工場向けのボイラはつくっていなかったのですか?

小型貫流ボイラには容量の上限があります。技術の「ひらめき」で容量アップを続けましたが、大きな工場では30トン、50トンといった大容量が必要です。そこで1977年「MI(多缶設置)システム」を開発しました。ボイラを複数並べて大容量の蒸気をつくれるようにしたのです。ボイラは一番忙しい稼働負荷に合わせて容量を決め導入します。でも一年中フル稼働させる訳ではありません。MIシステムは、必要な蒸気量に合わせてボイラを動かせる仕組みなので、ムダが無く省エネルギーに貢献できます。このように、早くから先進的な技術への挑戦を続けたことで、ミウラは産業用ボイラのトップメーカーになれたのです。

▲MIシステム

あるサービスエンジニアの
ひらめき で故障を未然に防ぐ
 愛 あるサービスエンジニアのひらめきで故障を未然に防ぐ

サービスエンジニアという人たちが全国に千人以上もいるそうですが、どんな仕事をしているのですか?

ミウラは業界に先駆け1972年、サービスは無料と考えられていた時代に有償保守管理契約「ZMP点検制度」を導入。1989年にはこれを進化させ「オンラインメンテナンス」を始めました。ボイラを導入するとき一緒にZMP点検制度に入っておけば、ミウラが責任を持ってボイラの保守管理を行います。お客さまは安心して蒸気を使用できるから仕事に専念いただけるのです。お客さまの仕事をバックアップする「愛」あるサービスといえます。この仕組みを担っているのがサービスエンジニアです。

オンラインメンテナンス

サービスエンジニアが行うメンテナンスは、一般的なメンテナンスとどう違うのですか?

ミウラは、メンテナンスで一番大切なのはトラブルを未然に防ぐことと考え、「ビフォアメンテナンス」に力を入れています。そのためには、しっかりしたメンテナンスが提供できるメンテナンス体制と教育が必要。全国約100の営業所にいるサービスエンジニアは、本社の研修所で毎年技術を学び、機械、電気、水管理など、幅広い分野を一人でカバーできる高い技術力を備えています。

「オンラインメンテナンス」は、最近のIoTのようなことですか?

お客さまのボイラとメンテナンス拠点を通信でつなぎ、ボイラ自身が異常を連絡してくるシステムです。これが可能となったのは、1972年から積み上げた膨大なメンテナンス情報から、運転状況や運転時間などのデータを基に、故障を予知できるようになったことと、ボイラ自身が各種センサーを備えメンテナンスデータに基づき自己診断を行い異常を探知し、自動で最寄りの営業所へ連絡できるボイラができたからです。

 ボイラから警報が入ると、最寄りの営業所で緊急度を判断し必要な場合はサービスエンジニアが現場に出向します。休日・夜間も安心です。ZISオンラインセンターが営業所と同じデータを共有し対応、必要な場合はサービスエンジニアが現場に出向します。24時間365日ボイラを安心して長く使ってもらうため、機械と人の目で複眼的に見て、機械の状態を厳しく監視しています。

サービスエンジニアメンテナンス ZISオンラインセンターが営業所と同じデータを共有し対応、必要な場合はサービスエンジニアが現場に出向します
サービスエンジニア

ひらめき
トータルソリューション提案
 ひらめき + 愛でトータルソリューション提案

故障が起こる前に対応してもらえると、すごく助かります。ボイラ以外にはどんな事業を行っていますか?

ボイラの要素技術を応用し、さまざまな新しい事業を始めることになりました。1967年には船舶補助ボイラに進出、その後、焼却炉、造水装置など展開、1978年には医療用滅菌器を製造し関連製品を展開。ほかにも食品機器、軟水装置や水処理装置などと、ボイラ事業で培ってきた熱・水・環境に関わる技術を発展させて、さまざまな事業を展開しています。

  • ▼減圧沸騰式洗浄器RN

    減圧沸騰式洗浄器RN
  • レトルト殺菌機JQ

    ▲レトルト殺菌機JQ

 こうしたさまざまな展開を生かし、お客さまの問題を解決するトータルソリューションを提供しています。お客さまが抱える悩みや課題の一番の窓口になるのがサービスエンジニアです。例えば、工場で捨てられている50度前後の廃温水を何とかしたいという声を聞き、技術者にフィードバック。独自の熱回収システムを開発することで、ボイラ給水を75度まで高めることができました。ほかにも工場のエネルギー最適化をサポートする省エネ診断を行っています。蒸気配管からの放熱ロスやエア漏れはないか、電気のムダは無いかなどを調べ、お客さまのために役立つことを提案しています。

 ミウラは、これまで以上に「ひらめき」と「愛」のある提案ができるよう、他社の知恵や強みも取り入れ協業しながら事業領域を広げていきたいと考えています。2017年には、クリーニング機器最大手のアイナックス稲本にミウラグループの一員になってもらいました。新たな事業軸を獲得したことで業務用の製品ラインアップの拡充を実現するとともに、さらなる工場全体のトータルソリューションをお客さまに提供できると考えています。

▲連続式洗濯機 構造模型

サービスエンジニアは「ひらめき」と「愛」を持った、お客さんの強い味方でもあるんですね?

その通りです。やはり、基本は「人(i)」だと考えています。サービスエンジニアが目指しているのは、お客さまに役立つ技術と、人としてお客さまに愛され信頼されるようになること。そうして初めて、お客さまの役に立つトータルソリューションが提供できると考えています。

日本以外ではどんな事業を展開していますか?

世界中で熱・水・環境は欠かせない分野だからこそ、ミウラの商品を生かすことができるのです。ただし、ボイラをはじめ法規制は国によって異なりますし、水質や使用燃料などの違いもあります。そこでミウラは、それぞれの国に工場をつくり、その国や地域の状況に合わせた製品開発を行っているのです。まずはボイラシステムとメンテナンスをセットにした事業を中心に展開しています。海外でも評価の高い日本の省エネボイラを普及させることで、世界の環境保全活動に貢献しています。

省エネや環境分野でも
ひらめき を注ぐ
省エネや環境分野でもひらめき と 愛 を注ぐ

社名ロゴの上に「熱・水・環境のベストパートナー」とありますが、どんな意味が込められているのでしょう?

熱の技術、水処理の技術。熱と水を使うことから派生したさまざまな製品・サービスで、世界のお客さまに省エネルギーと環境保全のお役に立つベストパートナーになるという思いを込めています。エネルギーは経済活動に欠かせません。ならば、できる限り有効に使おう、できるだけ環境負荷の少ない製品開発に力を注いでいます。

 現在、船のバランスを取るためのバラスト水が海洋の生態系に悪影響を与えるとして世界中で問題になっています。それらを解決するバラスト水処理装置をはじめ、次世代燃料の水素焚きボイラ、業務用燃料電池システムも開発し販売しています。こうした新製品へのチャレンジはもとより、省エネ診断でお客さまにもまだ見えていない部分を発見し、ミウラだからできる「ひらめき」で「愛」にあふれるトータルソリューションをこれからも提案していきます。

バラスト水処理装置HK

▲バラスト水処理装置HK

新しいキャンペーン「そのひらめきに、愛はあるか。」は、どんな思いから生まれた言葉なのでしょうか?

ミウラが誰からも愛され選ばれる特別な存在になるため、活動を開始しました。新しいキャッチフレーズ「そのひらめきに、愛はあるか。」は、実はミウラのコーポレートマークに秘密が隠されているのです。「MiURA」の「i」は、力強さの象徴である「人(i)」と独自技術の「ひらめき(!)」を表現しており、ミウラでは一人ひとりの「ひらめき」を何よりも大切にしています。こうした「ひらめき」に「愛」を込める人でありたいとの思いから、新しいキャッチフレーズは生まれました。日々の業務の中で、社員一人ひとりが「そのひらめきに、愛はあるか。」を体言することで“ミウラ”というブランドを創り出していきたいと考えています。

そのひらめきに、愛はあるか。キャンペーンサイトはこちら

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