



未曽有の大災害や急激な円高の進行により、2011年、国内産業はかつてないほど厳しい事業環境に置かれた。震災の影響によってキーデバイスなどの供給が危ぶまれるなど、半導体産業も例外なく試練を迎えたが、メーカー各社の懸命な努力と、国内外からの支援により迅速な復旧を遂げる。図らずもグローバルサプライチェーンにおいて、日本の半導体が大きな役割を担っている事実を再認識する年となった。そして12月、今回で35回目を迎える『セミコン・ジャパン』が幕張メッセで開催された。日本の半導体および半導体関連産業の強じんな回復力を世界に誇示した800社以上が一堂に会し、健在ぶりを示す絶好の機会となった。主要参画企業の1社である日立ハイテクで、「セミコンジャパン2011」出展の陣頭指揮をとった酒井氏に展示会を振り返りつつ、半導体産業の今後について語ってもらった。
