よくあるご質問

加入条件

帝王切開経験者の加入

昨年帝王切開で出産した後、生命保険を解約しました。帝王切開経験者でも、今から帝王切開でも給付が受けられる保険に加入できるのでしょうか?

(20代 女性 会社員)

新たに医療特約を付加したり、医療保険に加入したりする場合、過去の病歴を告知しなくてはなりません。帝王切開で出産したこともその際に告知することになります。おそらく、全く加入できないというよりも、「妊娠にともなう手術や入院は給付の対象外」といった条件が付く可能性が高いでしょう。

ケガなど全く別の病気での入院や手術は給付されるでしょうが、帝王切開のときに給付を受けるのは、残念ながら難しいと言わざるをえません。ただし、保険会社によって対応は若干異なります。

ここで、話を整理するために、帝王切開で出産するとどのくらいの費用がかかるのかを確認してみましょう。

通常の出産は病気ではないので、健康保険はききませんし、医療保険に加入していたとしても入院給付金の支給対象にはなりません。また、出産の時にはアメニティを重視した病院選びをすることが多いものです。どのような病院で出産するかによって、かかる費用はばらつきがあります。もっとも、出産後に健康保険から出産育児一時金として30万円が支給されます。(2006年10月から35万円)

一方、帝王切開での出産は健康保険がききますから、手術や投薬、注射などの保険診療部分は高額療養費の対象になります。このため、自己負担上限額を超えた部分は約3カ月後に還付されます。また、普通分娩と同様に、出産育児一時金も支給されます。

分娩料や新生児管理にまつわる費用など、自費で負担する部分も大きくなりますが、これは普通分娩でもかかるものです。ただし、普通分娩より入院が長くなる帝王切開では、アメニティ重視の病院を選んだ場合の室料負担が重くなります。室料は健康保険がききませんから、高額療養費の対象外です。

このように、「かかる費用」と「かける費用」の整理、普通分娩でもかかる費用や、保険診療の対象となって高額療養費として還付される費用などの整理をしてみます。一般的には、帝王切開であっても実際に持ち出す金額は普通分娩と大きく変わらないことが多いようです。帝王切開のためだけに保険料を継続的に払っていく必要性があるかどうかを検討してみましょう。

また、出産以外の入院や手術のリスクについても検討されて、条件付きでも加入できるのであれば加入するか、あるいは、条件が付かなくなる年数まで加入を待つのかを判断してはいかがでしょう。

普通分娩は健康保険がききませんが、帝王切開は健康保険がききます。出産だけを考えるのであれば、医療保険加入にこだわらなくてもいいのではないでしょうか。

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