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2018/2/9 更新

Q.中学入試はどんな学校でどのように行われる?

Q.中学入試はどんな学校でどのように行われる?

中学受験は特別なことではない

 「中高一貫校で高校受験を気にせず、のびのびと過ごしてほしい」「自分の母校に子どもを通わせたい」「周囲がみんな受験をするから」「有名大学に進学させたい」など、中学受験に臨む家庭の動機はさまざまです。
 森上教育研究所のデータによると、2017年入試では、首都圏の2月1日の私立中学受験者総数は3万6888名で、受験率は13.0%。試験は2月1日以外にも行われ、公立中高一貫校の志願者も増加していることから、トータルの受験率はさらに高くなります。いまや、中学受験は、けっして特別なものではないのです。

受験が行われるのは私立、国立、公立中高一貫校

 進学にあたって受験が必要な中学校は、大きく分類すると、私立中学校、国立中学校、公立中高一貫校です。
 このうち、私立中学の特徴は、中高一貫教育を行う学校が多く、学校ごとの教育理念・教育方針がはっきりしているということ。教員の異動がほとんどないのも、独特の校風を形づくる要因となっています。
 国立中学は、基本的には国立の教育系大学や教育学部の附属という位置づけです。大学の教育研究や、その大学の学生の教育実習の場として機能しています。私立に比べると、安い学費で高い水準の教育を受けられるのが特徴です。
 公立中高一貫校は、1998年の学校教育法の改正によって登場した、新しい形態の学校です。こちらも6年間という時間を有効に活用した質の高い一貫教育を受けることができ、難関大学への高い進学率も注目されています。もちろん、公立学校ですから私立ほど学費もかかりません。
 なお、国立中学や私立中学から高校に進学する際の入試の有無は、学校によって違います。中学入試を行う学校が必ずしも中高一貫校であるわけではなく、中高一貫校であっても、高校入試を行って高校からの生徒を若干名募集することがあります。一方、私立大学の附属校では、大学受験をせずに系列の大学に進学できることも。進学に関するしくみは、学校によって異なります。

小学校卒業後の進路

中学受験の大まかなスケジュールと内容は?

 中学受験に向けては、小学3年生頃から塾選びや入塾テストが始まり、小学4年生から学習塾に通い始めるというケースが多いようです。受験勉強が本格的になるのは小学5年生頃から。5年生の時点で、中学校の学校説明会や学校行事に足を運び、志望校も決めておくとよいでしょう。小学6年生は中学受験の追い込みの時期です。模擬試験を受け、過去問を解いて、志望校別クラスにも通い、長時間にわたる夏期講習や冬期講習も受講します。そして、6年生の冬に出願し、1〜2月にかけて入試に臨みます。
 私立中学の入試では、主に学力を見る筆記試験のほか、面接試験、書類選考などにより合否が判定されます。国立中学では、筆記試験に加えて体育などの実技試験が行われる場合も。公立中高一貫校では、「適性検査」という名の筆記試験や作文などが課されます。
 入試は1〜2月に集中して行われ、東京・神奈川の入試解禁日である2月1日には、難関校を中心に多くの私立中学の入試が集中します。

※上記の記事は「日経ムック 中学受験を考えたらまず読む本 2017-2018年版」から転載しています。

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