毎月更新!首都圏14校の最新情報2018年受験版

2017/10/6 更新

Q.各校の特徴はどのように調べたらいい?

紙媒体やインターネット、口コミで多角的に情報収集を

 中高一貫校は、子どもが6年間にわたって1日の大部分を過ごす場所。学校選びは念入りに行いたいものです。

 まずは、「通える学校」「受験できる学校」をピックアップしましょう。自宅から無理のない通学範囲に、どのくらいの偏差値の学校があるのかをざっと洗い出します。このような情報は、塾の先生などに相談しつつ、市販の受験ガイドブックなどを参考にするとよいでしょう。

 次に、わが子の性格を把握したうえで、どのような人間に育てたいのか、どのような環境で育ってほしいかを考え、学校の教育方針やカリキュラム、校風などをチェックし、候補を絞っていきます。

 情報誌や書籍、WEBサイトなどの情報も役に立ちます。中学受験を考える家庭向けの情報誌には学校の取り組みが紹介されていますし、週刊誌などでもたびたび「○○に強い高校」などといった特集が組まれています。春先には、大学受験の合格実績も各誌で掲載されるので、参考にするとよいでしょう。

 インターネットの掲示板や、口コミサイトでは本音の学校情報を得ることができます。もちろん、インターネットの情報は玉石混交なので、しっかりと情報を取捨選択する目をもち、上手に利用することが大切です。

学校説明会や学校行事に足を運ぼう

 ある程度通わせたい学校の候補が絞れてきたら、実際に学校に足を運んで、学校の雰囲気を肌で感じることをおすすめします。学校を訪問することで校舎や最寄駅などの周辺環境がわかりますし、先生や生徒の様子も観察できます。

 特に学校説明会は、学校の校風や雰囲気を知る貴重なチャンス。学校説明会は、主に5〜6月と9〜10月に行われます。具体的な日程や、参加に予約が必要かどうかは、学校のホームページなどで確認しましょう。

 また、学校によっては文化祭や体育祭などの学校行事を一般公開している場合もあります。ぜひ見学して、子どもの反応もチェックしておきましょう。学校見学や説明会に行った際には、チェックするポイントを絞って観察し、貴重な機会を有効に使いましょう。

学校説明会でのチェックポイント

 まずは、人の観察です。先生の雰囲気や年齢構成、在校生の態度や表情、身だしなみなどもチェックしましょう。説明会に出席した場合は、ほかの保護者に違和感がないかどうかも大切です。

 校風や教育理念が自分の子どもやわが家の教育方針と合っているかどうかも重要なチェックポイントです。課外活動や校則の厳しさも、子どもの性格と照らし合わせてチェックしたいものです。

 学校の施設や設備は、古いかどうかではなく、手入れが行き届いているかどうかという視点で見ましょう。都会にある学校では、別の敷地にプールや体育館、グラウンドがある場合もあり、その場所からの帰宅時間も確かめておく必要があります。また、図書館の蔵書の数・種類などにも学校の姿勢が表れます。

 大学合格実績は、現役合格の比率を表に出していないこともあるので、実際に訪問したときに質問するとよいでしょう。また、学校によっては高校に全員進学できないこともあります。高校に進学できなかった生徒が何人いたのかも聞いておく必要があります。

 そのほか、通学ルートは通学しやすいかどうか、途中に危険な場所がないかどうかも重要なチェックポイント。防災対策や避難訓練についても学校に確認しておくと安心です。

※上記の記事は「日経ムック 中学受験を考えたらまず読む本 2017-2018年版」から転載しています。

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